第119話
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………!?」
「………ま、まさか………!」
「てめえ……フカシてんじゃねえぞ!?」
高々と叫んだヨアヒムの説明を聞いたロイドとエリィ、ティオは驚き、ランディは怒鳴った。
「フフ、別にそんな驚くことも無いだろう?現代の技術では不可能でも古の技術ならばそれが可能―――………500年前、アーティファクトを研究していた錬金術師がこの地にあった。この祭壇は彼らの技術を元に造られたと伝えられている。」
ロイド達の様子にヨアヒムは口元に笑みを浮かべて再び振り向いてロイド達を見つめて説明し
「”星見の塔”を建造した中世の錬金術師たち………」
「そ、そんな繋がりがあったなんて……」
(………”星見の塔”………そういえばあそこには大量の本があったわね………あれらに何か手掛かりになりそうなものが載っていそうね………)
ヨシュアが呟いた言葉を聞いたエステルは驚きの表情で呟き、レンは真剣な表情で考え込んでいた。
「以来、キーア様は500年もの永き眠りに就かれていた……当然、その素性を知る者は我が教団にすら残っていない。……つまりはそういう事さ。」
「……そんな……」
「何てこった………」
「………キーアちゃんの過去………取り戻してあげられると思ったのに………」
「………………」
ヨアヒムの説明を聞いたロイド、ランディ、エリィ、ティオは悲しそうな表情や辛そうな表情になり
(フェミリンス……今の話を聞いて、どう思いますか?)
(………恐らくあの幼子は貴女のように”神”のような力を受け継ぐ存在………遥か昔、何かがあって封印されていたか、もしくは………)
(何者かによって錬金術や魔道で創られた存在――――ホムンクルスである可能性があるかもしれない………という事ですね………)
エクリアとフェミリンスは真剣な表情で念話をしていた。
「フフ………何を哀しむことがあるんだい?キーア様に過去など不要……なぜなら彼女はこれより、真の”神”になるのだから―――!」
一方ロイド達の様子を見ていたヨアヒムは笑った後醜悪な笑みを浮かべて叫んだ!
「なっ………」
「か、神って………!?」
ヨアヒムの言葉を聞いたロイドとエステルは驚き
「ハハハ、文字通りの意味さ!君達はいい加減、真実に気づくべきなんだよ!”空の女神”エイドス!?そんなものが何処にいる!?全ては七耀教会によるまやかしだと何故気付かない!?」
2人の様子を見たヨアヒムは大声で笑った後高々と叫び
「しょ、正気かよ………!?」
「め、女神の存在を疑う人がいるなんて………」
ヨアヒムの言葉を聞いたランディとエリィは信じられない表情で見つめた。
「クク、だがそれが我が”D∴
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