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英雄伝説〜菫の軌跡〜(零篇)
第79話
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くべきでしょうね……)

エステルの疑問にランディは頷き、ティオとレンはそれぞれ考え込み、心当たりがあるルフィナは真剣な表情で今後の事を考えていた。その後隔壁のロックを解除したロイド達は探索を再開し、他の部屋にある端末を見つけて起動し、情報を閲覧した。



『御子について』



このクロスベルは我々”D∴G教団”の―――であるとともに、―――とされる。その――は、”御子”たるものが―――――――――だからである。



”御子”とは、”――――”―――――――――――”D∴G教団”――――――――――。”太陽の砦”―――――――――――――――――、――――――――――――――”太陽の砦”―――――――――――――――――――――――――――――のだ。



――がそれほどの――を―――など、俗世の者には信じ難い話であろう。



だが、私は確かにこの目で見たのだ。『――――』と呼ばれる――の―で―――――――――――――――――――その神々しき、――を。『―――――』は、”古代遺物”を――していた―――――の――を元に――――――――――――である。ならば、この―――――――――――にも何ら不思議はないだろう。”御子”は―――――から”グノーシス”を―――、―――――――――――――――――――――。



―――”―――”――――――”御子”は――――、―――――”―”―――であろう。そして、――の――の――と――は”―”のもとに――され、人々を”――”の呪縛から解き放つのだ。



それが我が”D∴G教団”の先人が残した予言であり、成すべき大望なのである―――。



「何だこりゃ………虫食いだらけじゃねえか。」

「………どうやら教団にとって最高機密にあたる情報みたいですね。」

今までと比べるとかなり情報が削除されている事にランディは呆れた表情で呟き、ヨシュアは真剣な表情で推測していた。

「えっと、この”御子”っていうのはキーアちゃんの事なのよね?」

「え、ええ………IBCビルに現れたヨアヒム先生が彼女のことをそう呼んでたわ。」

「正直、妄想のたぐいとしか思えないような口ぶりでしたけど。」

一方エステルの疑問にエリィは頷き、ティオはジト目で答えたが

「あら、レンはそう思わないわよ。”影の国”で出会った異世界からのお客様の中には”神の分身”だった人もいるしね。」

「”神の分身”………?ああ、リアラか。」

「さすがにキーアちゃんが彼女みたいな存在ではないと思うのだけど……少なくても”教団”は何らかの理由があってキーアちゃんの事をそのように信じているのでしょうね。」

レンはティオの意見をある人物の事を出して否定し
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