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英雄伝説〜菫の軌跡〜(零篇)
第79話
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怪物と化したマフィア達との戦闘を開始した!



「分析を開始します………弱点属性は空!他属性は全て弱点・耐性はありません!エニグマ駆動……」

「うふふ、予想通りの弱点ね。――――降り注げ、邪を裁く光!レイ!!」

「光よ――――ホーリーセイバー!!」

「「ガアッ!?」」

クラフト―――アナライザーで敵の情報を分析したティオの助言を聞いたレンは魔導杖に組み込まれてある敵の頭上から聖なる光を降り注がせる特殊魔法を、ルフィナは法剣に聖なる光を纏わせて薙ぎ払い、弱点属性である空属性の攻撃を受けた敵達は怯んだ。

「えいっ!とうっ!!」

「せいっ!!」

「フンッ!!」

「ハッ!!」

敵達が怯んでいる隙に敵達に近づいたロイドとヨシュア、ランディとエステルはそれぞれの武器を振るって攻撃を叩き込み

「ハァァァァ……!フン!!」

「「ガッ!?」」

4人の攻撃が終わると4人の攻撃に気を取られている隙に敵達の背後に回ったレオニダスがマシンガントレットを地面に叩き付けて凄まじい衝撃波を発生させるクラフト―――グラウンドバスターで敵の背後から攻撃し、背後からの強烈な一撃を受けた敵達は反撃をする暇もなく再び怯んだ。

「隙あり!シュート!!」

「狙い撃ちや!!」

そこにエリィが敵一体に正確無比な3連続射撃を叩き込むクラフト―――三点バーストで、ゼノはクラフト―――スタンショットでそれぞれ怯んでいる敵達を狙い撃ち

「やあっ!ラストディザスター!!」

「「ガアアアアアアア――――ッ!?」」

仲間達が攻撃している間に高火力のアーツを放つ為に必要な駆動時間が終わらせたティオが弱点属性である空属性の高火力アーツを発動し、それを受けた敵達は悲鳴を上げた後元の人間の姿に戻って地面に倒れた!



「こ、これって………」

「悪夢でも見てるみたい……」

戦闘を終えたエステルとエリィは人が異形の怪物に変化するという出来事を思い出して信じられない表情で呟き

魔人化(デモナイズ)……そんな現象があるのは聞いたことがあるけれど……」

「6年前に私達が制圧した拠点(ロッジ)に生き残っていたと思われる教団員も今のように既に異形の怪物と化していた状態で私達に襲い掛かってきたわ……」

ヨシュアとルフィナは重々しい様子を纏って答えた。

「―――気絶している。かなり衰弱してるけど命に別状はなさそうだな。」

そして倒れた状態のマフィア達を調べたロイドはマフィア達が生きている事を仲間達に伝えた。



「ほっ………良かった。」

「………恐らくこれも”グノーシス”の力かと………精神の変容が肉体まで影響したのかもしれません。」

「おいおい……メ
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