冴島 大河
第三章 内部崩壊
第四話 ぶつかる想い
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
だがそれに臆する事なく、足立の方へと歩み寄る。
銃を持つ手が震える姿に、どこか自分を重ねた。
足立だってバカじゃない。
冷静に話し合えばきっと……。
そう思った矢先、何かが横を通り抜けた。
何だ?と思う頃には、それは足立の元へ駆けていた。
「足立ぃぃぃっ!!」
大声を張り上げ、男が足立に向け拳を振り切った。
避けられるはずもなく拳をまともに顔面にくらい、そのまま後ろへ尻餅をつく。
「喜瀬!?」
大吾と真島と秋山が、3人声を揃え名を呟く。
バンダナをした男・喜瀬は、大きく息を吐いた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ