第三章:月光校庭のエクスカリバーとトリニティ
ΩZ:捜索と敗北
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
夜になり、俺達はフリードを誘き寄せる為に教会に集まり、神父の格好をすることにした。
とゆうか悪魔である俺達が神父の格好をするって、大丈夫なのか?
「まさか、悪魔である僕達が神父の格好をする事になるなんてね。皮肉なもんだ」
まあ、木場にとっては複雑なところがあるだろう
「文句言うなって木場。これもフリードの奴を誘き寄せる為なんだからさ」
「…… そうだね、エクスカリバーを破壊する為なら… どんなことだってやってやるさ」
「翼、神父の服着てお前達は大丈夫なのか?」
「ええ、祝福されている神父服ならともかく
この服は、ただに衣装なので大丈夫です♪」
「あ、ああとりあえず大丈夫なんだな?」
「はい戦士様♪」
頼むからその口調やめてくれ
みんなからの視線が辛い
それから俺達はフリードを誘き寄せる為に、深夜の町を彷徨いた。
しかし、いくらたってもフリードは現れなかった。
今日はもうあきらめようとした時
「神父様の一団はっけ〜ん♪ そいなら、さっさと死んで下さいな!」
どこかふざけたその声で、上から剣をもった逆十字架の神父服を着た奴がやって来た。
「フリード!!」
「おやおや〜? どこのクソ神父かと思ったらイッセー君じゃあーりませんか〜」
「…… どんな奴が来るかと思えば、こんなのが天才のはぐれ神父なのか?
まるでどこかに居るモブ見たいな奴だな」
「あぁん!? 俺様の何を聞いたか知りませんがクソ悪魔の時点で死刑確定なんだよぉ!!」
言葉に本当に品がないやつだな
まあ、倒す事に変わりはないか。
俺は思考を改めて、アギトに変身した
「おおっ!! 中々に面白い姿ですねぇ〜 たがしかーし!!
俺様の天閃の聖剣《エクスカリバーラピットリィ》には敵わないもんね〜」
フリードは真っ先に俺に向かってくるが、その進行を木場が創りだした魔剣で防いでいた。
「なぁ!? 邪魔すんな!! クソ悪魔のクソイケメンがぁ!!」
「あの時の決着!! ここで倒す!!」
すると鍔迫り合いをしていた二人は、高速で動きだし、上空で剣を打ち合っていた。
「ハァッ!!」
「チョイサ!! へっへ〜ん、その程度の魔剣で、俺様のエクスカリバーに勝とうなんて百万年早ぇんだよぉ!!」
あれが、天閃の聖剣、能力は使用者の速さを引き上げる物なのか。
あの騎士ナイトの木場が速さで追いつくのがやっとの状態だ。
しかも動きだけではなく剣を振る速度も速い
木場が押されてしまうのかと思ったが、戦況は一人の男によって変わった
「伸びろ! ライン!」
突然現れたラインがフリードの足に絡み付き動きを止めた。
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ