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Bitter Chocolate Time
2.拘束
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ほんで落とし前つけたる」
 ケンジは左腕を無意識にさすりながら言った。「ど、どうして誘惑することが落とし前つけることに繋がるんだよ」
「ええから、わいに任せとき。お前はすぐに家に帰るんや。ご両親を心配させんようにな」
「ケニー……」
「早い方がええ。ほな、行ってくる」ジムを出て行きかけたケネスは一度立ち止まり、ケンジに顔を向け直した「コトが済んだらおまえん家に行くわ。今夜はケンジんちに泊まってもええか?」
「もちろんだ」

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