第二章
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女王様はまた正しいことを言いました。
「血と汗で」
「しかしここであえて私は申し上げるのです」
「知恵と愛がですか」
「時として血と汗に勝るのです」
「だからドワーフの国にも行かれるのですか」
「はい」
その通りだと詩人はにこやかな笑顔で答えました。そうしてです。
あらためてです。女王様に言いました。
「では今からドワーフの国に行って来ます」
「そしてですか」
「エルフの方々の望まれるものを。宴と共に手に入れられる様にします」
こう言ってでした。詩人は今度は地下のドワーフの国に行きました。全てが金や銀、宝石で眩く照らされているドワーフの国ではその髭のドワーフ達が手に斧や鎚を持っています。
そして重厚な鎧兜で武装してです。今にもエルフの国に攻め上がらんとしています。
その彼等にもです。詩人はこう言ったのです。
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