第118話
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アとはいえ、あんたは一度”あの場所”から抜けられたんだろうが………!?その意地を見せてみろや!」
ガルシアを睨んで怒鳴った。
「ランディ………」
「………ランディさん………」
ランディの行動にロイドは驚き、ティオは辛そうな表情で見つめていた。するとその時
「ガアアアアアアッ………!………オオオオオオオ………!………ァアアアアア………オオオオ………ガハッ………ぐううっ………」
ガルシアは何かを抑えこむかのように叫んだ後纏っていた瘴気を消して地面に膝をついて正気に戻った!
「………瘴気が消えた………」
「もしかして………元に戻ったの!?」
それを見たティオとエリィは明るい表情をした。
「がはッ………げほげほ………はあはあはあ………」
一方ガルシアは咳を何度もした後息を切らせていた。
「ハッ………やりゃあ出来んじゃねぇか。」
ガルシアの様子にランディは口元に笑みを浮かべ呟き
「………フン……偉そうな事を抜かしやがって…………だが………どうやら………礼を言う必要がありそうだな………」
ランディの言葉を聞いたガルシアは鼻を鳴らした後呟いた。
「やはりヨアヒムに”グノーシス”を………?」
「ああ………直接注射して来やがった………あの野郎………最初から………うさんくせぇと思ってたんだ……クソ……よくも俺の部下達を………!」
ロイドに尋ねられたガルシアは答えた後悔しそうな表情をした。
「………彼は自分達が逮捕する。悪いけど、あなたたちも逮捕は避けられないと思ってくれ。」
ガルシアの様子を見たロイドは真剣な表情で忠告し
「………フン……ここまで醜態さらしちゃ仕方ねぇだろう………たぶんあの野郎はこの先にいるはずだ……”闘神の息子”………それにロイドと言ったか……てめえらは気に喰わねぇが………あの野郎はもっと気に喰わねぇ………絶対に………後れを取るんじゃねえぞ………!」
ロイドの忠告にガルシアは静かな笑みを浮かべた後ロイド達を見つめて警告した後地面に倒れた!
「………落ちたか。」
「ああ………完全に気絶している。」
ランディの言葉にガルシアに近づいて状態を確かめたロイドは頷き
「多分、魔人化に抵抗するのに力を使い果たしたんだろうね。」
「うーん、悪人かもしれないけど、一本筋は通ってる人かも………少なくとも、あの会長さんよりは共感できそうな気がするわ。」
ヨシュアの推測を聞いたエステルは考え込んだ後静かな笑みを浮かべて呟き
「そうね………」
「……同感です。」
「……………………」
エステルの言葉にエリィとティオは頷き、フェミリンスは黙ってガルシアを見つめ
「
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