第116話
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
取り込まれたのか………いずれ、事件の後にでもきちんと聞かせてもらいます。だが今は――――そこを退いてもらう………!」
そしてロイドは静かな表情で呟いた後、アーネストを睨んで武器を構え、ロイドに続くようにエリィ達も武器を構えた!
「ハハ、いいだろう!偉大なる同志から授かった”真なる叡智”に至る力……!その目で確かめるがいい………!」
ロイド達の様子を見たアーネストは凶悪な笑みを浮かべて笑った後、全身にすざましい瘴気を溜め始め
「こ、これって………!」
「まさか………!」
アーネストの様子を見たエステルが驚き、ヨシュアが真剣な表情で叫んだその時!
「オオオオオオオオオッ!!」
なんとアーネストは異形の怪物―――”魔人”となった!
「魔人化………!」
「しかもこいつは、あのマフィアどもより………!」
変わり果てたアーネストを見たティオは叫び、ランディは目を細めてアーネストを睨んだ。するとその時翼竜が2体飛行してアーネストの傍に現れた!
「……ククク………イイ心地ダ………我ガ下僕ヨ………出デヨ………!」
そしてアーネストは凶悪な笑みを浮かべた後詠唱をした。すると魔法陣が2つ現れた後、そこから今までに見た事のない異形の”悪魔”と球体の魔物が現れた!
「なっ!?あの魔物と悪魔は!」
「聖典に記された魔物―――”グリゴリ”とケビンさん達が戦ったという七十七の悪魔の一柱、黄泉の渡し守にして死せる魂を導く霊櫃。―――”嘆きの櫃”ベヌウ………!」
「だ、誰に変身するつもりなの〜!?」
”影の国”で戦った事があるエステルは魔物―――”グリゴリ”と悪魔―――”嘆きの櫃”ベヌウを見て驚き、ヨシュアは真剣な表情でグリゴリとベヌウの名前を叫び、ミントはグリゴリを見つめて慌てていた。するとグリゴリは光を放った後なんとフェミリンスの姿そっくりになった!
「へ、変身………!」
「し、しかもよりにもよって………!」
「おいおいおい………!それは反則だろっ!?」
フェミリンスの姿に変身したグリゴリを見たロイドは驚き、エリィは表情を青褪めさせて本物のフェミリンスに視線を向け、ランディは目を細めて叫び
「………まさか魔物風情がこの私に化けるとは。――――あの魔物は私が討ち取ります。貴方達は他を相手しなさい!」
フェミリンスは怒りの表情で呟いた後、ロイド達に指示をし
「頼むわよ、フェミリンス!」
フェミリンスの指示を聞いたエステルはフェミリンスに言った。
「魔ノチカラヲ取リ込ミ人ヲ超エタ存在ニ進化スル………コレゾ真ナル叡智へノ道!」
一方魔人アーネストは高々と叫び
「アーネス
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ