第116話
[6/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
…………」
マルコーニの説明を聞いたロイドは驚き、ヨシュアとエステルは感心し、レンは真剣な表情で考え込んでいた。
「………………いずれにせよ、その辺りの真偽は黒幕を追い詰めればわかることだ。………時間を取らせた。みんな、先に進もう。」
「ええ………!」
その後ロイド達は探索を再開し、奥に向かって進んで行くと聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「フフ………やっと来たようだね。」
「この声は………!」
「アーネストさん………!」
声を聞いたロイドとエリィは驚いた後仲間達と共に剣を構えているアーネストに走って近づいた。
「あ………!その人って確か……!」
「君達が逮捕した市長暗殺未遂事件の犯人か………」
「何でいるの〜!?」
「やはり待ち構えていましたか………」
アーネストを見たエステルは驚き、ヨシュアは真剣な表情で呟き、ミントは混乱し、エクリアは警戒した様子でアーネストを睨んだ。
「クク、遊撃士諸君と”英雄王”と共にこの私を攻撃した女性もご一緒とは。”銀”といい、君達もなかなか顔が広いじゃないか。」
アーネストは不敵な笑みを浮かべてロイド達を見つめ
「―――戯言はそのくらいにしてもらいましょう。マフィアや警備隊と違ってあなたは意志を封じられて操られているわけではない………自分の意志で協力しているならさらに罪が重くなりますよ?そして……何故、リウイ陛下によって破壊された腕が治っているんですか?」
「そ、そんな………!お義兄様によって破壊されたのに………!」
「どうやら化物に変化したマフィア共のように本物の化物になっちまったみたいだな。」
「悪魔の再生能力ですか………」
「………………………」
アーネストの言葉を聞いたロイドは真剣な表情で忠告し、ロイドの疑問を聞いたエリィはリウイによって破壊されたはずのアーネストの腕がある事に気付いて信じられない表情をし、ランディは目を細めてアーネストを睨み、ティオは真剣な表情でアーネストの腕が治った理由を推測し、フェミリンスは厳しい表情でアーネストを睨んでいた。
「クク、私の腕が治ったのも全て”グノーシス”の賜物。そしてその”罪”というのは人間が勝手に決めたものだろう?今日から、このクロスベルは新たなる”聖地”となる………どうしてそんな下らないルールを気にかける必要があるんだい………?」
ロイドの疑問にアーネストは口元に笑みを浮かべて答えた後尋ね
「アーネストさん………」
「話が通じませんね……」
「………駄目だな、これは。」
アーネストの話を聞いたエリィは厳しい表情でアーネストを睨み、ティオとランディは呆れた。
「………貴方がどんな経緯でヨアヒムに
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ