第116話
[2/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
到着したロイドは呟き、ミントは不思議そうな表情で呟いた。
「いえ――――」
「あら……」
その時何かに気付いたティオがジト目である牢屋の方向を見つめ、レンは意外そうな表情でティオと同じ方向を見つめた。すると
「だ、誰かいるのか………!?」
2人が見つめた方向から男性の声が聞こえ、声を聞いたロイド達が見つめるとそこには
「マルコーニ会長………!」
なんとマルコーニを始めとしたルバーチェのマフィア達が数人牢屋の中にいた。
「え………あの”ルバーチェ”の!?」
「何故”ルバーチェ”のトップがこんな所に……」
ロイドの言葉を聞いたエステルは驚き、エクリアは驚きの表情でマルコーニ達を見つめた。そしてロイド達はマルコーニ達の牢屋の前まで移動した。
「お、お前達どこかで見たような………」
目の前まで来たロイド達を見つめたマルコーニが不思議そうな表情をしたその時
「お、お前らは………!?」
「特務支援課のガキども……!」
「それに”殲滅天使”までいやがる………!」
マフィア達は驚きの表情で叫んだ。
「なに………!?”黒の競売会”を台無しにした上、こちらの戦力の4割を使い物にならなくした連中だと!?」
マフィア達の叫びを聞いたマルコーニは驚き
「クスクス。たかが地方組織如きがレンの事を知っているなんて………レンも有名になったものね♪」
マルコーニの言葉を聞いたレンは小悪魔な笑みを浮かべ
「絶対良い意味での有名じゃないでしょう、あんたの場合は。………悪名高いって言った方がいいんじゃないかしら?」
「アハハ………」
エステルは溜息を吐いた後ジト目でレンを見つめ、エステルの言葉にミントは苦笑していた。
「別に台無しにするつもりはありませんでしたが………」
「いずれにしても自業自得ではないかと。」
一方ロイドは溜息を吐き、エリィは厳しい表情で指摘した。
「ええい、黙るがいい!お、お前らのせいでわしは議長の機嫌を損ねて危ない橋を渡る事に………す、全ては貴様らのせいだ!」
ロイド達の言葉を聞いたマルコーニはロイド達を睨み
「物凄い責任転嫁っぷりね……」
「この後に及んで悪あがきとは………下らない連中ですわ。」
「ヨアヒム氏と共謀していた訳ではないと言い張るつもりですか?」
マルコーニの様子を見たエステルは呆れ、フェミリンスは蔑みの表情でマルコーニ達を見つめ、ヨシュアは真剣な表情で尋ねた。
「も、もちろんだとも!”グノーシス”……ま、まさかあんな恐ろしい薬だったとは……」
ヨシュアの疑問にマルコーニは力強く頷いた後表情を青褪めさせ
「さ、最初は潜在
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ