第115話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
るとは言わざるを得ない。”――――”の――のためには多少の犠牲は付き物だというのに……
私は、壊滅したロッジから実験のデータを秘密裏に回収し、この――の地クロスベルへと至った。
”グノーシス”の材料である”プレロマ草”は――――の―――に――しているため、――――に困ることはなかった。また、この”太陽の砦”の深層は――の―――――の―――研究施設であり、数々の高度な設備を備えている。こうして私は恵まれた研究環境を手に入れ遂にこの秘薬を完成させたのである―――。
「かなりの情報が削除されてるな………」
「ええ………例の薬についての情報がまとめられているみたいだけど。」
情報を見終わったロイドとエリィは真剣な表情で呟き
「でも、ここの研究施設を使って完成させたのは確かみたいだね。たった数年で、量産段階で漕ぎつけたのか………」
「………薬を創る人としてそれだけ優秀な人である証拠だよね………」
ヨシュアは考え込み、ミントは厳しい表情で呟いた。
「この”プレロマ草”ってのは何なのかしら?薬の原材料っぽいけど……」
「”プレロマ草”………聞いたことのない名前だな。」
エステルの疑問にランディは頷き
「………わたしも聞き覚えはありません。戻ったらデータベースで調べてみる必要がありそうですね。」
ティオも頷いた後真剣な表情で呟いた。
「レンも聞いた事がないわ。”姫将軍”さんや”姫神”さんは?」
「いえ………初耳です。」
「私も同じですわ。そもそもその”グノーシス”とやらは中世の時代よりこのゼムリア大陸で創られているようですから、私達の世界にある材料ではないでしょう。」
レンに尋ねられたエクリアは静かな表情で答え、フェミリンスは頷いた後自分の意見を言った。その後隔壁のロックを解除したロイド達は探索を再開し、他の部屋にある端末を見つけて起動し、情報を閲覧した。
『御子について』
このクロスベルは我々”D∴G教団”の―――であるとともに、―――とされる。その――は、”御子”たるものが―――――――――だからである。
”御子”とは、”――――”―――――――――――”D∴G教団”――――――――――。”太陽の砦”―――――――――――――――――、――――――――――――――”太陽の砦”―――――――――――――――――――――――――――――のだ。
――がそれほどの――を―――など、俗世の者には信じ難い話であろう。
だが、私は確かにこの目で見たのだ。『――――』と呼ばれる――の―で―――――――――――――――――――その神々しき、――を。『―――――』は、”古代遺物”を――してい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ