第77話
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ようになった通路を塞ぐかのような位置にバルバトスが突然現れた!
「あの男は……!」
「”星見の塔”で現れた……」
「チッ、面倒な時に現れやがって……!」
「あいつは………!」
「団長と”闘神”の決闘に割り込み、二人を殺害した狂戦士――――バルバトス・ゲーティア………!」
バルバトスの登場によってバルバトスとの戦闘が起こる事を察したエリィとティオは表情を引き締め、ランディは舌打ちをし、ゼノとレオニダスはそれぞれ怒気を纏ってバルバトスを睨んでいた。
「このタイミングで現れた事を考えるとまさか……ヨアヒム――――”D∴G教団”と繋がっているのか!?」
ロイドは厳しい表情でバルバトスに問いかけたが
「あ〜……横から口を挟むようで悪いけど、そいつにそんな事をするような協調性は一かけらもないわよ。」
「大方レンやエステル達の時みたいに成長して強くなったロイドお兄さん達と戦う絶好の機会だから、現れたって所でしょうね。」
”リベールの異変”にて何度もバルバトスと対峙し、更にバルバトスの事をよく知るリオンや”影の国”で出会ったリオンのかつての仲間達―――カイル達からバルバトスの事を聞いていた事によってバルバトスの性格等を把握していたエステルとレンが呆れた表情で指摘した。
「ククク……その通り。しかもかつてこの俺を楽しませた者達もいるとはな………ハハハハハハハッ!面白い!全員纏めてかかってくるがいい!」
「ったく、このクソ忙しい時に現れやがって………少しは空気を読みやがれ!」
「ま〜、そら無理な話やろ。何せ”猟兵王”と”闘神”の一騎打ちをも邪魔するくらいKYな奴やからな。」
「二人の決闘を汚した事に対する”落とし前”をつけてもらう為……そして団長の仇を取らせてもらうぞ………!」
凶悪な笑みを浮かべて自分達を挑発するバルバトスの行動に疲れた表情でブレードライフルを構えたランディにゼノは口元に笑みを浮かべながらも目は笑っていない状態で指摘しながら得物であるブレードライフルを構え、レオニダスはマシンガントレットを構えてバルバトスを睨み
「既にバルバトスと対峙した事があるなら、わかっているとは思うけどバルバトスを相手にするときはアイテムの使用は極力控えて、バルバトスの独自のカウンターに気を付けて!」
ルフィナはボウガンと法剣を構えてロイド達に警告した。
「さあ!全員纏めて俺の糧になるがいい!ぶるあああああぁぁぁぁっ!!」
そしてバルバトスの咆哮を合図にロイド達はバルバトスとの戦闘を開始した―――――!
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