第77話
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
に気づいた二人は一旦後ろに跳躍して回避し、距離を取った。
「オォォォォォ………ブレイブラッシュ!!」
「せいっ、せいっ、せいっ……!ヤアッ!!」
距離を取った二人と入れ替わるように今度はロイドとエステルが悪魔の左右から攻撃を仕掛け、ロイドはトンファーで衝撃波を発生させる程の猛連撃を叩き込むクラフト―――ブレイブラッシュで、エステルはカシウス直伝である棒による連打技―――百烈撃で攻撃した。
「……………」
悪魔は再び自分を挟み込む二人に反撃しようとしたが
「絶影!!」
「!?」
「隙あり!シュート!!」
「喰らえやっ!!」
ヨシュアが神速の速さによる一撃離脱技を叩き込んで注意を逸らし、悪魔の注意が逸れるとその機会を狙っていたかのようにエリィとゼノがそれぞれ狙撃して追撃を叩き込んだ。
「………………」
次々と攻撃を受けた悪魔はロイド達に攻撃された部分を自己再生しながらアーツを放つ為に自身に霊力を溜め込み始めた。
「させない!アークフェンサー!!」
「!?」
悪魔がアーツを放とうとしている事に逸早く気づいたルフィナは法剣の刃を伸ばして悪魔を叩き据え、その衝撃によってアーツの発動を中断させた。
「それっ!ラストディザスター!!」
「えいっ!ラストディザスター!アルテアカノン!!」
その時仲間達の攻撃によって悪魔が仲間達に気を取られている隙に長い駆動時間を必要としている高火力のアーツをティオとレンはそれぞれ発動させ、敵を空間ごと崩壊させる、無慈悲な閃光―――――ラストディザスターと天から降り注ぐ裁きの光――――アルテアカノンを悪魔に叩き込んだ。
「――――――!!??」
弱点属性かつ高火力の聖なる光で魔を滅する空属性のアーツを3回受けた悪魔は悲鳴を上げながら身体が崩壊し、最後には消滅した!悪魔が消滅すると”D∴G教団”の紋章が描かれた壁が動き、先に進めるようになった。
「これって……」
「……どうやらこの先が真の意味での拠点みたいだね。」
「ああ………入ってみよう。」
そして先に進むためにロイド達が奥へと向かおうとしたその時不気味でそれぞれにとって聞き覚えのある男性の声が聞こえてきた!
ククク……この時を待っていたぞ……
「へ……」
「!!」
「この声は……!」
「まさかこのタイミングで現れるとはね………――――”殺戮の狂戦士”バルバトス・ゲーティア!」
聞き覚えのある声を聞いたエステルは呆け、予想外の強敵の登場にヨシュアとレンは目を見開いて厳しい表情をし、ルフィナが真剣な表情で声の持ち主の名――――バルバトスの名を叫ぶと先へと進める
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ