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しかし、いくら待っても
ヒロシが戻る気配はなく、かれこれ
1時間が経過した。
ヒカリ:「ヒロシ君、遅いわねっ」
サトシ:「もう5時半か、、」
カラオケ店の影でヒロシを待つ2人だったが、
既に日が暮れ始めた。
ヒカリ:「電話も繋がらないし、
一体どこ行っちゃったのかなー、、、」
サトシ:「そうだなー、、、ん?
ヒカリっ、駐車場に警備員がきたぞ」
ヒカリ:「え?、、あっ、本当だわっ」
サトシ達が駐車場を眺めていると、
警備員が駐車場に入ってきた。
ヒカリ:「車を一台ずつ確認してるわ、、、」
サトシ:「他所から戻ってきた車体に
異常がないか確かめてるのか、、」
ヒカリ:「困ったわねー。監視カメラに
警備員まで来ちゃったら、余計
機器を取り付けられないわっ」
サトシ:「うーん、、、そういえば、
ヒロシの奴リュック置いていったよな?」
ヒカリ:「あ、うんっ!」
サトシ:「開けてみよう!」
ヒカリ:「えっ、勝手に開けて大丈夫なの?」
サトシ:「大丈夫だよ!ヒカリの
リュックと違って見られちゃマズイもんは
何も入ってないから!」
ヒカリ:「バカッ!」
ビシッ
サトシ:「いてっ!」
サトシはヒロシのリュックの中身を開けた。
サトシ:「えーっと、双眼鏡と
マジックミラーと、、、無線機、、」
ヒカリ:「その透明な複数の袋に入ってる
白い粉は何?、、もしかして、、」
サトシ:「”ねむりごな”って書いてある」
ヒカリ:「ねむりごな!」
ヒカリ(良かったっ)
サトシ:「、、、ヒカリっ、いい作戦が
思いついた!」
ヒカリ:「え?」
サトシ:「先ず、あの警備員を、、、」
サトシは思いついた作戦を
ヒカリに説明した。
ヒカリ:「ちょっと!それ大丈夫なの!?
少し危険すぎない!?」
サトシ:「動いてみなくちゃ
何もわかんないだろ?シルフの事も、
ポケモン達の事も!」
ヒカリ:「うーん、、、」
サトシ:「ヒカリ、、、弱気になっちゃダメだ。
俺達なら出来る!旅をしていた時の事を
思い出すんだ!」
ヒカリ:「えっ、、、」
サトシに言われ、
ヒカリは旅をしていた時の記憶が
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