暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-D古代遺失物管理部・機動六課〜First Mission〜
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ねて。あなたの翼を、フリード」
「きゅくるー♪」
初めて聞いたかも。フリードのこんな嬉しそうな鳴き声。わたしは頷き返して足元に召喚魔法陣を展開。
「蒼穹を走る白き閃光。我が翼となり、天を駆けよ。来よ、我が竜フリードリヒ。竜魂召喚!」
フリードを本来の姿に戻すための詠唱を終える。そしてフリードは元の大きな竜へ戻って、咆哮を上げた。フリードの首の根元に付けられた鞍に跨って、手綱を握ったところで「助けてくれてありがとう、キャロ・・・」気を失ってたエリオ君がいつの間にか目を覚ましていて、わたしにお礼を言ってくれた。
「ううん。わたしも、エリオ君にありがとうだよ」
「「えへへ♪」」
お礼を言い合ってると自然で笑い声が出ちゃった。でもこれで終わったわけじゃない。まだV型が残ってる。スバルさんとティアさん、リイン曹長は“レリック”の回収のために後部車両に向かってる。わたしとエリオ君を信じてくれてるからこそ。だったらわたしは、わたしの出来ることをやるだけ。
「フリード! お願い!」
指示を出してV型の居る車両へとフリードを向かわせる。V型は車両間の移動をしないようで、さっきと同じ場所に陣取ってた。迎撃のために本体から光線が放たれてくるけど、フリードなら簡単に避けられる。攻撃が途切れたところで・・・
「ブラストレイ!・・・ファイア!」
フリードに火炎砲撃を発射させた。わたしのブーストデバイス・“ケリュケイオン”とわたしのブースト魔法で威力は強化してあるんだけど、「硬い・・・!」V型自体の防御力を突破することが出来なかった。
「V型のあの形状だと砲撃じゃ貫きづらいと思う。僕とストラーダに任せて、キャロ」
「うん。お願い、エリオ君。わたしはブーストでエリオ君を支えるから。・・・我が乞うは、清銀の剣。若き槍騎士の刃に、祝福の光を・・・」
≪Enchanted Field Invalid≫
――エンチャント・フィールドインベイド――
「猛きその身に、力を与える祈りの光を」
≪Boost Up. Strike Power≫
――ブーストアップ・ストライクパワー――
AMFなどのフィールド魔法貫通効果を付加するフィールドインベイド、さらに打撃力を上げるストライクパワーを、「ツインブースト・スラッシュ&ストライク!」エリオ君自身と“ストラーダ”に付加させる。
「エリオ君!」
「うんっ! うぉぉぉぉーーーーッ!」
エリオ君がV型目掛けて突撃。V型はアームケーブルや2本のアームをエリオ君に伸ばして迎撃するけど、「スタールメッサー!!」振り払われた“ストラーダ”の先端から伸びる魔力刃で斬り払われた。
「ストラーダ!」
カートリッジを2発ロードしたエリオ君
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