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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-D古代遺失物管理部・機動六課〜First Mission〜
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合わせて2分としないでその半数以上を撃墜した。

『攻撃タイプが揃ってビームだけみたいだね』

『うん。レールガンやミサイルポッドを搭載した機が全く見えない。レールガンタイプが居ないのは嬉しいけど、なんか引っ掛かる』

U型には今のところ3種類が確認されている。1つは今戦っている光学兵器(ビーム)を武装とした物、1つは小型ミサイルを何十発と収めたポット3つを搭載した物、1つは電磁力を使って弾丸を超高速で撃ち出すレールガンを搭載した物。光学兵器とミサイルはさほど問題じゃないけど、レールガンは厄介だ。発射から着弾までが短過ぎるし、何より威力が高いうえに射程も広い。

(私となのはなら回避も防御も出来る。けどリニアレールやスバル達を狙われたらアウトだ。スバル達じゃいくら物理攻撃のレールガンでも防げない)

それだけは絶対に防がないといけない。U型もようやく「全機撃墜!」となったところで、『スターズ1、ライトニング1! 新手を確認しました!』シャーリーから通信が入った。方角は南南西、距離は900、新手の速度から言ってエンゲージまで・・・あと僅か。

『視認!・・・って、アレは・・・!』

『まさか・・・!』

『シャックスとマルファスか・・・!』

なのはと私、さらに隊舎司令室に居るはやてからも驚きの声が上がった。新手と言うのは、以前ルシルから貰ったデータにあった「プライソンの航空兵器!」3機だった。陣形は逆三角形で、こちらに向かって低速で飛行中。
先頭を飛ぶ2機は、蒼を基調とした塗装の前翼(カナード)・前進翼・外に向かって斜めにある2枚の垂直尾翼・双発エンジンの機体で、“シャックス”シリーズとされる掩護機。その後方を飛ぶのは、迷彩柄の長い胴体・後進翼・T字の垂直尾翼・エンジンは左右の主翼下に2基ずつの計4基の機体で、“マルファス”シリーズと呼ばれる輸送機。

『て、敵航空機下部のハッチが開放! 加え転移反応!』

一番後ろを飛ぶ“輸送機(マルファス)”の機体下部のハッチが開き、その下方の空間がぐにゃって歪んでレンズのような物が展開された。そしてそこから「ガジェットU型!!」が40機と転移して来た。これで確定。ルシルがプライソンのアジトで手に入れた数々の兵器の資料。その内の航空兵器から、製作者不明のガジェットドローンが召喚されてきた。それすなわち今回のガジェット騒ぎは全て・・・。

「「『プライソンが首謀者!』」」

私とアリシア、そして秘密裏にルシルが追っていた広域次元犯罪者・プライソンが、ガジェットを使って“レリック”を集めている。なんの為に。決まっている。“レリック”を使ってまたふざけた研究をするためだ。

「させない・・・、そんなこと・・・!」

「レイジングハート!」

新たに投入され
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