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剣(ブレイド)外伝-仮面ライダーギルティ-〜失格者の罪と罰〜
楽園に舞い降りた罪の怪物と罰の戦士その3
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ない感情を抱いたから、こんな…)
諦めたようにエレノアはそのまま餌食にされてしまうかと思われた時だった。
[Edge]
「させるかぁあぁーっ!!」
電光石火の速さで乱入してきた一人の戦士によってそれは阻止された。×2の燕の絵と赤い×印の刻印が刻まれたカード『×2 EDGE SWALLOW』の力を発動させて触手を全て断ち斬り、エレノアを素早く回収して離脱する。
「大丈夫か!?エレノア!!」
「その声…詠鶴、さん…?」
「この場は私に任せて鱗と避難するんだ!!」
「は、はい…!!」
謎の仮面の戦士、否、仮面ライダーギルティと化した詠鶴の姿や謎の怪物・アンデッドの襲撃に困惑しつつも、エレノアは彼の言うことを素直に聞き、急いで外へと逃げ出した。
「どこまで奪おうとすれば気が済むんだよ、お前らは!!」
ギルティは憤慨していた。一人の少年から父親を含め、島民達などの繋がりある人間全ての命を奪った挙げ句に、ついさっきまで鱗の最愛の女性であるエレノアまで手にかけようとしていた…これが人として、人を護る仮面ライダーとして許せるはずが無かったのだ。
「シギャアアアアッ!!」
「黙れ。」
[Spike]
「ゴブッ!?ゲボァーッ!!」
ハリネズミと赤い×印の描かれた[×5 SPIKE HEDGEHOG]のカードによる突き刺す様な鋭い蹴りの一撃をモーレイアンデッドに叩き込んだ。
「グルルル…シャオァアアアー!!」
「うおッ!?」
モーレイアンデッドは右肩のオブジェを伸ばしてギルティ目掛けて噛み付き攻撃を放つも、ギルティは間一髪かわした…だが、背後にあった椅子が音を立ててドロドロの紫色の液体と化して溶けてしまった…どうやらあれには強力極まりない猛毒があるようだ。
「それで私を止められると思うなよ!!」
[Boulder]
[Straight]
[Boulder-Stroke]
「オラァアアアッ!!」
「シャギャアアアア!!ガバァ!!?」
ギルティは例え相手が自分を殺せる程の猛毒の持ち主であると知っても尚怯まず、すかさずギルトラウザーのトレイを展開して[×6 BOULDER KOMODO-DRAGON]とクマの絵と赤い×印の描かれた3のカード[×3 STRAIGHT BEAR] のカードの力を発動、石礫を右腕全体を覆うように纏うとその拳を振るってモーレイアンデッドを攻撃する。モーレイアンデッドも負けじとオブジェを伸ばして毒牙にかけようとしたが岩の塊と化したギルティの腕に噛みつけるわけもなく、逆にオブジェは砕け散り、そのまま勢いを殺すことなくギルティの必殺技・ボールダーストロークはモーレイアンデッドの顔面にクリーンヒットした。
「
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