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剣(ブレイド)外伝-仮面ライダーギルティ-〜失格者の罪と罰〜
楽園に舞い降りた罪の怪物と罰の戦士その2
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れ、上手く言葉には表せなかったが…それがどこか嬉しく、誇らしく感じた…。
詠鶴はバックルを下腹部にあてがい、×Aのカードを装填するとバックルからベルトが伸びてしっかりと腰に装着された。そして、必要不可欠の勝利のためのキーワードたるある一言をを告げる…。
「変身!!」
[Turn-Up]
バックルのハンドルを引くと電子音と共に回転し、バックルから×Aと同じくアリジゴクが描かれたビジョンが飛び出し、それ目掛けて勢いよく潜り抜けると瞬時に詠鶴はその身を戦う姿へと変身(CHANGE)させた。
アリジゴクの上顎を彷彿とさせる二対の角を頭部に生やし、昆虫の複眼を思わせる赤い両眼がある仮面を着けた顔、黒いスーツの上には銀の鎧を身に纏い、その鎧の胸の部分には赤い×の傷痕を思わせる刻印が刻まれ、腰のベルトには日本刀型の武器がいつの間にか着いていた。
「詠鶴ッ!?アンタは一体…!!」
「俺は…『仮面ライダー』だ!!」
詠鶴…否、仮面ライダーギルティはそう応えると同時に日本刀型の醒刀・ギルトラウザーを引き抜き、アンデッドに向かって走り出した。
「デャアアア!!」
「ア"ォ"ッ!?オ"ォォ!!」
ギルティラウザーによる怒濤の斬撃は詠鶴個人の持ち物であった刀よりも効き目は抜群らしく、少しずつ、しかし確実にアンデッドへとダメージを与えていった。
「オ"ァアァア!!」
「チィッ!だが、しかしっ!!」
アンデッドは両手を突き出すと、いきなり掌の穴から黒いネバネバした粘液を飛ばしてきた…ギルティは素早くこれを回避し、ギルトラウザーの中に内蔵されているトレイを扇状に展開させるとそこに収まってるAと同じくトランプの数字が描かれた×のカード…5と6を引き抜き、ギルトラウザーの刃に付いてるカードリーダーらしきものにそれらを通す。
[Boulder]
[Spike]
[Boulder-Fang]
「ダァアアアアアッ!!」
6のゴツゴツした岩に覆われたトカゲの様な生物が描かれたカードと5の鋭く鋭利な針に覆われたハリネズミらしき生き物が描かれたカードのビジョンが飛び出し、身体と重なり合うと周囲から石礫を巻き上げながらギルティは宙へと高らかに跳躍し、突き出した左足に石礫を纏わせ、電子音が告げたように『巨礫の牙(ボールダーファング)』と化してアンデッドの胴体目掛けて強烈なキックを叩き込んだ。
「ヴゥ"アアアァアアア!!?」
断末魔の悲鳴を上げながら、アンデッドはこの強烈な文字通りの必殺技の衝撃とダメージで吹き飛ばされ、地に伏し、同時にベルトのバックル部分がカシャンッと開く。
「その罪、牢獄の中で償え。」
ギルティはギルトラウザーのオープントレイから何
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