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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
外伝〜クロスベル防衛戦〜後篇
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クラフト―――夢幻で悪魔を連続攻撃し

「クロスウェイブ!!」

連続攻撃した後飛び上がって十字に斬りつけた!すると悪魔は十字に斬られて滅された!レーヴェが悪魔を滅し終えるとメンフィル兵達が現れ

「―――総員、これより港湾区の敵の殲滅を開始する!戦闘開始!!」

「オオオオォォォォォオオオ――――ッ!!」

レーヴェの号令によって悪魔達との戦闘を開始した!



「な、何なんだ!?」

「あの紋章はまさか………メンフィル!?」

「な、なんで、メンフィルがク、クロスベルにいるんだ………?」

メンフィル兵達を見たサーベルバイパーやテスタメンツの青年達は戸惑い

「へぇ…………まさか”結社”の”執行者”………それもあの”剣帝”が市民を守る為に戦うなんてね………ハハ、これは驚いたよ。」

ワジは興味深そうな表情でレーヴェを見つめた後笑い

「お前は一体………?――――!!………何故、お前がこのクロスベルにいる?”守護騎士(ドミニオン)”第九位………”蒼の聖典”ワジ・ヘミスフィア。」

見つめられたレーヴェは眉を顰めたがワジをよく見て何かに気付いて驚いた後、目を細めてワジを見つめて尋ねた。

「フフ、やっぱり”結社”は僕の事を把握済みか。」

レーヴェの言葉を聞いたワジ―――――”星杯騎士団”を統べる十二名の特別な騎士―――”守護騎士(ドミニオン)”の一人にして”蒼の聖典”の異名を持つワジは口元に笑みを浮かべて言った。

「当然だ。”使徒”や一部の”執行者”は”守護騎士(ドミニオン)”の全員を把握している。………まあ、例外もいたがな。」

「ああ、”外法狩り”だろ?そう言えば君、”影の国”だっけ?確かそこで彼に手を貸したんだってね?まさか長い歴史の中争い続けた”結社”と教会が共闘する事になるなんて思わなかったよ。」

真剣な表情で語った後静かな笑みを浮かべたレーヴェの話を聞いたワジは口元に笑みを浮かべて言い

「……勘違いするな。俺は既に”結社”を抜けた身だ。結社と教会の関係はこれからも変わらないだろう。」

「………確かにね。まあ、せっかく共闘する事になるようだし、見せてもらうよ。噂の”剣帝”の力を。」

レーヴェの言葉を聞いて頷いた後、不敵な笑みを浮かべてレーヴェを見つめ

「フッ………こちらとしても”蒼の聖典”の戦闘能力を知る良い機会だ。見せてもらうぞ………ケビン・グラハムとは異なる”守護騎士(ドミニオン)”の力を。」

見つめられたレーヴェも不敵な笑みを浮かべて答えた後、ワジと共に悪魔の一体に向かい

「行くよ………!それっ!はぁぁああ!…………やっ! はっ! せいせいっ!」

ワジは一瞬で悪魔に詰め寄った後蹴り上げて高速の多段蹴りを放ち


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