外伝〜クロスベル防衛戦〜後篇
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を見ていたスコットとリンは驚き
「………わからん。だが、”六銃士”は決して市民を傷つけず、常に守っていたという話だからな。少なくとも今は味方と考えていいだろう。」
ヴェンツェルは真剣な表情で呟いた。
「でしたらこの場は彼らに任せて、私達は他の区画に放たれた悪魔や軍用犬の殲滅に行った方がいいと思いますわ。」
「ああ、そうだな……!」
そしてエオリアの言葉にスコットは力強く頷いた。その後リン達は二人一組になり、他の区画に向かって街中に放たれた軍用犬や悪魔達を殲滅する為に戦闘を開始し、ギュランドロス達は暴風のように暴れまくって東通りの敵を殲滅した後次なる戦場に向かった。
〜港湾区〜
キーアがいるIBCの近くの港湾区もまた激戦区となっており、警備隊員相手に互角な戦いをしていたヴァルド率いるサーベルバイパーとワジ率いるテスタメンツだったが、悪魔が現れると苦戦し始めた。
「………まさか”悪魔”まで呼び出すとはね………やれやれ。話には聞いていたけど、相当な狂人の集団のようだったね、”教団”は。」
アッバスと共に悪魔の一体と対峙しているワジは真剣な表情で呟き
「ワジ、どうする…………」
アッバスは静かな表情で問いかけ
「………”アレ”を解放すれば、滅す事は容易いけど………正直な所、こんな公な場所で使いたくないんだよねぇ。大司教の耳にでも入ったら、僕の事もバレてしまう恐れがあるしね………」
問いかけられたワジは真剣な表情で呟いた。その時、悪魔は2人に向かって突撃し
「「!!」」
2人は回避行動を取り
「フッ!!」
「ひゅっ!!」
それぞれ側面から攻撃して悪魔にダメージを与えた。しかし悪魔の身体は傷ついた場所が自動的に再生を始めた。
「攻撃が通っても自己再生……ホント、厄介だね。」
「こうなれば弱点属性である空属性を主体に責める他あるまい……」
それを見たワジは溜息を吐き、アッバスは静かに呟いた。
「グッ!?」
その時、サーベルバイパーやテスタメンツと共に戦っていたヴァルドは悪魔に攻撃されて吹っ飛ばされた!
「ヴァ、ヴァルドさん!?」
「大丈夫ですか!?」
その様子を見たサーベルバイパーは心配そうな表情でヴァルドを見つめ
「るせえっ!ちょっと油断しただけだ!!」
見つめられたヴァルドは立ち上がって怒鳴った。するとその時
「風鎌の剣………見切れるか!?エクスヴェングス!!」
なんとレーヴェが悪魔の背後から強襲し、強襲したレーヴェが悪魔の正面に立つと悪魔は滅された!
「疾風突!!」
そしてレーヴェはワジ達が対峙している悪魔に強襲してダメージを与え
「我が剣は夢幻の如く!!」
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