暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
外伝〜クロスベル防衛戦〜後篇
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に笑みを浮かべて声をあげた後、魔剣に闘気を込めて斬撃を放った!強靭な肉体を持つ悪魔に普通の武器によるは通しにくかったが、ヴァイスの持つ魔剣は”神”をも殺す程のすざましい威力を秘めている為、ヴァイスが攻撃した悪魔は易々と真っ二つに斬られて絶命した!

目標(ターゲット)捕捉(ロック)連携攻撃(コンビネーションアタック)開始(スタート)!」

一方アルはもう一体の悪魔にアサルトマシンガンを連射して集中攻撃しながら突撃し、さらに敵に近づくと片手で剣を振るって悪魔を攻撃した後、悪魔の周囲を回るように移動しながら剣やアサルトマシンガンで集中攻撃をし続けた。アルの怒涛の攻撃により悪魔は肉体の再生速度は追いつかなかった。

「止め(フィニッシュ)!!」

そしてアルは最後に悪魔の身体の中心部にゼロ距離でアサルトマシンガンを連射して悪魔の身体に大きな風穴を空けた後、風穴が出来た部分から剣を袈裟斬りに放って、悪魔の身体を斜めに真っ二つに斬って絶命させた!剣とアサルトマシンガンで敵一体を蹂躙するアルのSクラフト―――アサルトコンビネーションが終わると、メンフィル兵達がアルの背後から次々と現れ

「総員、これより行政区の敵を殲滅する!戦闘開始!!」

「オオオォォォォォオオ――――――ッ!!」

ヴァイスの号令によって雄たけびを上げた後、散開して悪魔や警備隊員達との戦闘を開始した。

「エニグマ駆動………ティアラ!!光の精霊よ、彼の者に慈悲を!癒しの息吹!!」

そしてアルはオーブメントを駆動させて回復アーツをレイモンドに放ち、さらに治癒魔術をドノバンに放って2人の傷を回復し、そしてメンフィル兵達と共に戦闘を開始した。

「メ、メンフィル兵………!おおっ、やっと来たか………!」

「た、助かった〜。」

悪魔達との戦闘をしているメンフィル兵達を見たドノバンは驚いた後明るい表情をし、レイモンドは安堵の溜息を吐いた。

「………………」

一方フランは呆けて黙り込み

「怪我はないか?」

「………!は、はい!危ない所を助けてくれてありがとうございます。」

振り向いたヴァイスの言葉に我に返った後ヴァイスに頭を下げた後ヴァイスに微笑み

「フッ………君のような可愛い女性を守れて何よりだ。」

微笑まれたヴァイスは静かな笑みを浮かべてフランを見つめた。

「………!(き、急に胸がドキドキしてきた………!も、もしかしてこれって………!)あれれ〜?もしかして私、ナンパされているんですかー?」

ヴァイスに見つめられたフランは顔を真っ赤にした後、気を取り直して無邪気な笑顔を浮かべてヴァイスに尋ね

「ハッハッハッ。ナンパとは人聞きの悪い。俺は当然の事を言ったまでだ。だが………君さえよければ、今回の
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