外伝〜クロスベル防衛戦〜前篇
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分かれてオーブメントを駆動しながら進軍!ただし、アーツは広範囲攻撃のものを優先しなさい!」
報告を聞いたエルミナは指示をした後オーブメントを駆動し
「エルファティシア。そちらも手筈通り、お願いします。」
「はいはい。……私達は正面から迎え撃つわよ!全員、広範囲攻撃のアーツを撃つ準備をしなさい!」
エルファティシアに視線を向け、視線を向けられたエルファティシアは頷いた後メンフィル兵達に指示をした後オーブメントの駆動を開始し、魔術の詠唱を開始した。そして敵達がある程度近づいたその時
「両翼!撃て!」
エルミナの号令によって左右に移動したメンフィル兵達が敵達を挟み込むような位置で次々と広範囲攻撃の効果を持つアーツを放って怯ませ
「中央!止めを!サンダーシクリオン!!」
「総員、撃て!超越せし純粋よ、今ここに集い、我が仇名す愚か者達に滅びの鐘を奏でよっ!ルン=アウエラ!!まだよっ!ラストディザスター!!」
エルミナとエルファティシアは号令をかけた後高威力のアーツや魔術を放ち、2人に続くようにメンフィル兵達は怒涛のアーツや魔術攻撃を行った。そして魔術やアーツによる攻撃が収まると大量にいた敵達のおよそ半分が滅されていた!
「半分か………まあまあと言った所ね………それにしてもよくもまあ、こんな作戦を思いついたわね?アーツによる波状攻撃で敵を大幅に減らすなんて。」
その様子を見ていたエルファティシアは呟いた後、感心した様子でエルミナを見つめ
「………魔術の才能がない者でも放てる”魔法”。これを戦場で利用しない手はありません。私からすればアーツというこれほど便利な魔法があるにも関わらず、今までの戦争で使われていない事に疑問を感じていますよ。……欲を言えば高低差を利用して、より威力を高める方法もとりたかったのですが……この地形では現状、この作戦が一番です。」
見つめられたエルミナは静かな表情で答えた後、エルミナはエニグマで通信を始め
「パティ!存分に暴れなさい!」
「よっし!後の敵は全部貰う勢いで行くよ〜!」
「ええ!貴女の戦い方はそれで構いません!」
通信でパティルナに指示をした後通信を止めた。
「さてと。それじゃあ、私達も始めましょうか。」
「ええ。……それにしてもよかったのですか?市内に侵入した悪魔や警備隊員達の迎撃に当たっているヴァイスハイトとアルの部隊と一緒じゃなくて。」
エルファティシアに言われたエルミナは頷いた後ある事が気になって尋ね
「本音を言えばヴァイスハイト達と一緒にいたいけどね。操られていない警備隊員の援軍が来る可能性のあるこっち方面で警備隊員と顔合わせしているのは私だけだから仕方ないよ。それに……これからは2人
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