第75話
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ている中、ジト目のティオに小声で指摘されたレンは笑顔で答え
「―――アーシア、市内を離れられない俺達の代わりに頼む。」
「はい!」
アリオスの言葉にルフィナは力強く頷いた。
「………ロイドたち、行っちゃうの………?」
するとその時キーアが心配そうな表情でロイド達を見つめて声をかけた。
「ああ………でも大丈夫だ。絶対にキーアのところにみんなで戻ってくるからさ。」
「ええ……もちろんよ。戻ってきたらまた料理を手伝ってちょうだいね?」
「あ………」
ロイドとエリィの言葉を聞いたキーアは明るい表情をし
「確かにキーアが手伝ってくれたら魔法みたいに美味しくなりますし。」
「だったらいっそ、派手にパーティでもやろうぜ。知ってる連中全員、支援課に集めまくってよ。」
「うふふ、賛成♪とても賑やかで楽しいパーティになりそうね♪」
ティオの後に提案したランディの提案を聞いたレンが微笑んだその時ロイドはキーアに近づいてキーアの頭を撫でた。
「………キーア。本当は心細かったんだな。昔のことを覚えていなくて自分が誰かもわからなくて……ゴメンな、気付いてやれなくて。」
「ロイド………うん、何だかちょっとずつ、胸がモヤモヤしてきちゃって………でも………ロイドたちがいてくれてゼンゼン寂しくなかったよ………だから………だからね………!ゼッタイに無事に戻ってきて………!」
「ああ………約束だ!」
こうして……ロイド達はルフィナと”西風の旅団”と共に”古戦場”にある遺跡にいるヨアヒムを捕える為にセルゲイが運転する車で向かう事になり……準備が整ったロイド達は車に乗り込み、セルゲイは車の運転を開始した――――
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