第75話
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ルバーチェ”と既に直接対決もした事もある”特務支援課”にレン嬢ちゃんが所属したら”ルバーチェ”の”報復”とかで嬢ちゃんが危ない目に遭う事を危惧して、嬢ちゃんがクロスベル在中でピンチの時だけ助っ人をしてくれという”依頼”でさっきまで手を貸してやっていたんや。」
「何だと!?ブライト、お前は今の話について知っていたのか!?」
ゼノの話を聞いて驚いたダドリーはレンに訊ね
「ふふっ、クロスベルでレンがピンチになったら助けてくれる人がいる事は”L”お姉さんから聞いていたけど、まさかそれが”大陸最強の猟兵”と名高い”西風の旅団”だったとはレンも驚いたわ♪」
「ハア…………」
レンは小悪魔な笑みを浮かべて答え、平然と嘘をつく様子のレンにロイド達は再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、ルフィナは呆れた表情で溜息を吐いた。
「……それでお前達はこれからどうするつもりだ。我々がこの場に駆けつけた事でレンの窮地はひとまず去った事になるが。」
「……依頼人の要請である護衛対象の窮地が去った今俺達がこの場にいる意味はない。後の事はお前達に任せてこの場を去り、一端状況を見守らせてもらうつもりだ。」
「―――ならば、今君達は”フリー”と言う事でいいのかな?」
そしてアリオスの問いかけにレオニダスが答えたその時聞き覚えのある男性の声がロイド達の背後から聞こえてきた。
「この声は………!」
声を聞いて驚いたロイド達が背後へと振り向いたその時
「ロイド―――――!」
ディーター総裁とマリアベル、シズクと共に建物から現れたキーアが走り出してロイドに抱きついた。
「キーア………」
「みんな、無事でよかったよ〜。」
「……ああ。心配してくれてありがとう。」
安堵の溜息を吐いているキーアにロイドは微笑み
「それにおじさまとベル、シズクちゃんまで……」
自分達に近づいてきたディーター総裁たちに気づいたエリィは驚いた。
「ふふ………皆さん、お疲れ様ですわ。しかしキーアちゃん。無茶をしてくれますわね?」
「そ、そうだよ……!安全かどうかも確認していないのにいきなり走っていくから……!……あんまり無茶しないで……!」
マリアベルはロイド達を労った後キーアを注意し、シズクもマリアベルに続くようにキーアに注意をした後心配そうな表情をした。
「ご、ごめなさぁい……」
「……フフ。シズク、無事で何よりだ。」
シズクに怒られて謝っている様子のキーアを微笑ましく見守っていたアリオスは静かな笑みを浮かべてシズクを見つめ
「うん……お父さんも……!」
声をかけられたシズクは嬉しそうな表情で答えた。
「外の騒ぎが収まったと
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ