第112話
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を考えていたのかを…………」
「レン……」
「そうですね………わたしも改めてあの人を問い詰めたいです。なぜ、あんな実験をしたのか………どうしてこの地に落ち延びて”グノーシス”を完成させたのか………そしてキーアの正体と、彼女に何をするつもりなのか………」
ミントの疑問に答えたレンの話を聞いたエステルは真剣な表情でレンを見つめ、ティオは頷いて答え
「そうね………」
「締め上げることはどの道確定みてぇだな。」
ティオの言葉にエリィとランディは頷いた。
「”パテル=マテル”は今から戦闘を始める囮班に参加させるわ。――――”パテル=マテル”!!これより”神殺し”達に協力し、襲い掛かって来る敵達を無力化しなさい!」
「―――――!!」
そしてレンはパテル=マテルに指示をし
「――――”英雄王”リウイ・マーシルンと”闇の聖女”ペテレーネの次女にして、”姫君の中の姫君”プリネ・カリン・マーシルンの妹、”殲滅天使”レン・H(ヘイワーズ)・マーシルン。これよりメンフィル皇家を代表して、皇家に仕えしエクリア・フェミリンスと共にゼムリア大陸最悪の犯罪組織―――”D∴G教団”司祭ヨアヒム・ギュンターの拘束もしくは討伐に参加するわ。」
真剣な表情でロイド達を見つめて言い
「………ありがとう。君もいたら本当に心強いよ。」
レンの言葉にロイドは静かな笑みを浮かべて頷き
「えへへ………何だか”封印区画”や”リベル=アーク”の時を思い出すね。」
ミントは嬉しそうな表情で呟き
「ハハ、確かにそうだね……さまざまな人達の協力によってここまで来れたんだ………絶対にみんなの期待に応えよう。」
ミントの言葉にヨシュアは苦笑した後真剣な表情でロイド達に言い
「ああ!」
「うん!」
ヨシュアの言葉にロイドとエステルは同時に力強く頷いた。
「―――ロイド、エリィ、ティオ、ランディ………着任して4ヵ月あまり……お前らもそれなりに成長した。無事、この件にケリを付けたら晴れて一人前として認めてやる。だから……絶対に無事に戻って来い!お前らに邪魔がいかないよう、命をかけてでもここは抑えといてやる!」
2人が頷き終わるとセルゲイはロイド達を見回した後、決意の表情でロイド達に言い
「はい……!」
「わかりました!」
「……了解です……!」
「イエス・サー!」
セルゲイの言葉にロイド達は力強く頷いた。そしてロイド達とセルゲイ達はそれぞれ背中を向け
「総員、迎撃開始だ!目の前の奴等を絶対に後ろに通すな!襲い掛かって来る奴等は全て無力化しろ!」
「飛行できる者達は空を飛ぶ悪魔達の対処を優先的にしなさい!」
セルゲ
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