第112話
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は託されているしな。」
「……我も力を貸そう。我はウィルフレドよりお前達を”無事”届けるという義務がある。」
狐伯蓮、ガプタールもセティ達に続くように戦いの構えをし
「………ここからは私達の力が必要となって来るでしょうね。」
「くかかかかっ!最高の展開だぜ!”あの時”みたいな状況になったな?メヒーシャちゃん♪」
「黙れ!もう”あの時”のような不覚はとらん!死ぬのなら貴様一人で死ね、堕天使!」
「行け、ティオ!お前達の後顧の憂いは我等が喰い止める!」
「タイクツせズに済みソウダぜ!」
「ククク……ラグタスが残るってんなら当然あたいも残るよ!ラグタスはあたい以外の誰にも殺らせないよ!殺っていいのはあたい唯一人!」
さらにルファディエル達が自分から出てきてそれぞれ武器を構え
「セルゲイ、武器を私の前に出してくれないかしら?」
ルファディエルはセルゲイに視線を向けて言い
「あん?一体何をするんだ?」
ルファディエルの言葉を聞いたセルゲイは不思議そうな表情をしてショットガンをルファディエルの前に出した。それを見たルファディエルはショットガンの上に両手を翳した。するとショットガンは光輝き始めた!
「……一体何をしたんだ?」
「一時的にロイドやエリィが持つ銃のように光の加護を宿らせたわ。弾丸は光の魔力弾になっているから弾切れの心配はない上、悪魔に対しても効果はあるわ。――――ただし、二人の銃と違って一時的に光の加護を宿らせただけだから、効果時間は限られているわ。」
「………その効果時間は?」
「そうね………今からだと夜明けぐらいまでかしら。」
「それだけあれば十分だ。わざわざ俺の分まで強化してくれてありがとよ。弾切れの心配がないってのが一番助かるし、あの悪魔共に俺の得物が効果がある事はありがてぇ。」
ルファディエルの説明を聞いたセルゲイは口元に笑みを浮かべて言った。
「―――エステル。俺達はここで目の前の奴等を迎撃する。後ろは気にせず、お前達は前に進め!」
「ハハハハハッ!たえぎってきただの……!」
「”七英雄”の最後の一柱たるわらわや”神殺し”に歯向かえばどうなるか思い知らせてくれる!」
「フフ、主達が残るなら当然私も残ります。」
一方セリカはエステルに言った後ハイシェラ、レシェンテ、リタと共に戦いの構えをした!
「課長………みんな……」
セルゲイ達の行動を見たロイドは驚きの表情で見つめ
「―――行きなさい、ロイド!私達も敵を殲滅次第追って行くわ!」
「……ああ!」
ルファディエルの言葉に力強く頷いた!
「……エステル。」
その時ヨシュアが静かな表情でエステルを見つめ
「
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