第112話
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――――ッ!!」
竜の姿となったハイシェラが装甲車を地面に叩きつけると共に超越した爆発を起こした!爆発によって発生した煙が消えると装甲車は木端微塵になっており、全身ボロボロで身体をピクピクさせている警備隊員達が地面に倒れていた!
「クク、他愛ない。」
それを見たハイシェラは再び魔力で浮遊して飛行して先に進んでいるガプタールに向かって行った。
「サティア………俺に力を!」
一方翼を具現化して滞空していたセリカは剣と翼にすざましい闘気と魔力を込めた!するとセリカの翼と剣は強く光り輝き
「神技!閃光翼!!」
剣と翼に込めたエネルギーを解き放った!セリカが解き放った膨大なエネルギーは悪魔の軍勢を呑みこみ、セリカがエネルギーを放ち終えると悪魔の軍勢は塵も残さず消えていた!
「「………………………」」
「し、信じられない………私達、夢でも見ているの……?」
「おいおいおいおい………!出鱈目にも程があるだろう!?」
「いつ見ても、とんでもない攻撃ですね………」
2人の圧倒的な攻撃を見たロイドとセルゲイは目を見開いて絶句し、エリィは信じられない表情をした後溜息を吐き、ランディは叫び、ティオは疲れた表情で溜息を吐き
「これが”神殺し”の力………!」
「フム………さすがは”世界の禁忌”と恐れられるだけあって、”神”をも超える圧倒的な魔力じゃな。そして”地の魔神”も伝承通り……いや、それ以上の圧倒的な力じゃな。」
セティは驚き、狐伯蓮は真剣な表情で呟いた。そこにセリカとハイシェラがそれぞれガプタールの背に戻って来た。
「よし……これで後顧の憂いも断てただろう。」
「それに邪魔者もいなくなった。後は進むのみだの。」
「え、ええ、そうですね………」
ガプタールの背に戻って来て呟いたセリカとハイシェラの言葉を聞いたロイドは戸惑いながら頷いた。するとその時
「……グルルルル………!」
ツァイトが再び唸りだした。
「ツァイト………!?」
「まさかまだいるのですか………!?」
ツァイトの様子を見たシャマーラは驚き、エリナは厳しい表情で尋ねた。
「!後方から車両が接近中………!また警備隊の新型車両です………!」
「!悪魔の軍勢もまた現れたよ!」
その時、何かに気付いたティオとシャマーラが警告し
「くっ……!」
「チッ、何が何でも通さない気のようだな………」
「それだけ追い詰められているという証拠だろう。」
警告を聞いたロイドとランディは表情を歪め、セルゲイは真剣な表情で呟いた。
「フン、ならば援軍がいなくなるまで滅するのみ!もう一度行くぞ、セリカ!」
「ああ……!」
そしてハイシェラ
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