第111話
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あって、それなりに優秀のようだな。」
見つめられたレーヴェは不敵な笑みを浮かべてダドリーを見つめ
「何だと!?」
見つめられたダドリーは怒りの表情でレーヴェを睨んだ。
「もう、レーヴェったら……」
その様子を見ていたプリネは呆れた表情で溜息を吐いた。
「ウィル。50の兵達を預けるから、ここの防衛はお前達に任せる。」
「了解。」
「ペテレーネ、ティア、シルフィ。お前達は防衛部隊の後方からの援護を頼む。」
「「「はいっ!」」」
「エヴリーヌとセオビットは俺とイリーナ、残りの兵達と共に東クロスベル街道方面で迎え撃つぞ。恐らくそこがかなりの激戦区となる。マフィア達を殺すのは禁ずるが悪魔達は殺して構わん。2人とも存分に暴れろ。それとイリーナ。”神格者”になれたとはいえ、無茶だけはやめろ。お前はレノン達を産んだばかりの身で体力も完全に戻っていないだろう。少しでも辛くなったら俺に言え。」
「フフ………心配してくれてありがとう、あなた。お言葉に甘えて無理しない程度に戦わせてもらいます。」
「くふっ♪了解♪」
「ふふっ♪そうこなくっちゃ♪」
「さてと………後は警官隊や操られていない警備隊員、遊撃士協会だが………そちらの判断に関してはお前達に任せる。俺にはお前達の指揮権はないしな。」
全員への指示を終えたリウイはダドリーたちを見つめて言い
「……ならば、我々警察や警備隊員は操られた警備隊員の拘束、IBCの防衛、メンフィル兵達の戦いのサポートをしましょう。マクレイン。遊撃士達には各区画で迎撃するメンフィル兵達のサポートを頼んでもいいか。」
見つめられたダドリーは静かな口調で答えた後アリオスに尋ね
「ああ、任せておけ。」
尋ねられたアリオスは頷き
「それならば私もせめて、警官隊の指示を手伝わさせて下さい………!自分の身を守る事や指示ぐらいならできます………!」
さらにミレイユが申し出た。
「ん………?お前は確かベルガード門の………一体どういう事だ?ベルガード門の警備隊員達が操られているのだから、当然お前も操られていると思っていたが………」
申し出たミレイユを見たセルゲイは意外そうな表情をして呟き
「確かに操られていましたけど、セティちゃん達が創った薬を呑ませて、”グノーシス”の効果を消しましたから、ミレイユはもう操られていないッスよ。」
「何だと!?本当に効果があったとは………!」
セルゲイの疑問に答えたダドリーは驚き
「あ〜!その様子だとあたし達の腕を信じてなかったんだね〜?」
「シャマーラ。私達はまだ大人にもなっていないのですから仕方ありませんよ。」
ダドリーの様子を見たシャマーラは頬を膨らませ、
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