第111話
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」
提案を聞いたロイドが呆けてウィルを見つめたその時
「―――ガプタール!!」
ウィルは召喚石を掲げて叫んだ!すると召喚石は光を放った後、ロイド達の目の前に信じられない存在が現れた!
「な、な、な………!?」
「り、”竜”………!?」
「おいおいおいおい………!一体、どうなってんだ!?」
「まさか”竜”とも知り合いだなんて……さすがとしか言いようがないですね………」
信じられない存在―――巨大な竜を見たロイドは口をパクパクし、エリィとランディは驚き、ティオは驚いた後苦笑した。
「何用だ、ウィルフレドよ。」
その時竜は声を出し
「!!」
「しゃ、しゃべった……!?」
「馬鹿な………!竜が声を出すだと!?まさか、リベールに存在していたという古代竜と同じ種族なのか……!?」
竜の声を聞いたロイドは目を見開き、エリィとダドリーは驚いた。
「ガプタール。セティ達を今回の事件を起こした首謀者がいる所まで乗せていってくれないかな?」
「…………よかろう。」
「ええっ!?」
「……よろしいのでしょうか?誇り高き竜が私達をその背に乗せてくれるなんて………」
ウィルの答えに答えた竜―――雷竜ガプタールの言葉を聞いたエリィは驚き、エリナは真剣な表情で尋ねた。
「問題ない。我とウィルフレドは竜族としてではなく、我自身としての”友”の間柄だ。友の娘やその仲間達ならば、特別に乗せてやろう。」
「ありがとうございます、ガプタール。」
ガプタールの答えを聞いたセラウィは微笑み
「ハハ、ヨアヒムの野郎もまさか空を飛んで来るなんて予想していなかっただろうな。」
「ああ……!空なら少なくともマフィアや警備隊の妨害を受けなくて済むしな……!」
ランディは口元に笑みを浮かべて呟き、ロイドは明るい表情で頷いた。
「ならば、乗り込むメンバーを選ぶ必要があるようだな。ここの守りも必要だろうし、私の他には……」
その時アリオスがある事を提案しかけたが
「……いえ。どうかここは俺達に行かせてもらえませんか?」
エリィ達と共に考え込んだロイドが提案した。
「なに……?」
「い、いきなり何を!?」
「ふむ……」
提案を聞いたアリオスとダドリーは驚き、セルゲイは考え込みながらロイド達を見つめた。
「……ヨアヒムの狙いは恐らくキーアただ一人です。キーアを奪われたらその時点で俺達の負けですが……逆に言えば、キーアを守り抜いて彼を逮捕できれば俺達の勝ちです。」
「その意味じゃ、このビルは絶対に守りきる必要がある……確実な戦力を残すべきだぜ。」
「恐らくアリオスさんやリウイお義兄様達が残れば、ここは鉄
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