第110話
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こちらでも試してみます!ロイドさん、どうか気をつけて!」
「せいぜい死ぬなよ〜!」
「ああ……!」
フランとヨナの通信を終えたロイドはヨアヒムを睨み
「くっ、馬鹿な……………ククク………ハハハハハッ!無駄なあがきさ!後少しすれば全方面に用意していた召喚陣から現れた悪魔や魔獣達がクロスベルを襲う!警官隊如きに叶うわけがあるまい!」
睨まれたヨアヒムは悔しそうな表情をした後、すぐに気を取り直して凶悪な笑みを浮かべて叫んだ。
「なっ……!?」
「まだそんなにいるなんて……!」
ヨアヒムの言葉を聞いたロイドは驚き、セティは信じられない表情で言った。
「……確かに人間である警官隊や警備隊員では悪魔に勝つ事は厳しいだろう。――――だが、”人間”以外が相手をしたら話は別だ。」
するとその時冷静な表情のリウイがヨアヒムに言い
「何……!?」
リウイの言葉を聞いたヨアヒムが驚いたその時!
「お待たせしました、ご主人様………!」
「陛下!”ファラ・サウリン”卿と”ルーハンス”卿の命により、我等護衛部隊、参上いたしました!ご命令を!」
チキやメンフィル軍の親衛隊員が現れ、その背後には多くのメンフィル兵達が次々と整列を始めた!
「な………貴女は”ラギール商会”の………!」
「チキ・インディス……何故、このタイミングでメンフィル兵達と共に……」
チキを見たダドリーは驚き、アリオスは呟いた後真剣な表情でチキや背後にいるメンフィル兵達を見つめた。
「―――チキ。兵は何名集まった。」
そこにリウイが静かな口調でチキに問いかけ
「はい………!クロスベルにいる”社員”全員を集合させたので時間は多少かかってしまいましたが、計500名集まりました………!」
「ええっ!?」
「おいおいおいおい………!ルバーチェの戦力を軽く上回っているじゃねえか!」
「馬鹿な!?それほどの人数の”ラギール商会”の”社員”―――メンフィル兵が潜伏していただと………!?」
チキの報告を聞いたエリィとランディ、ダドリーは驚いた。
「―――護衛部隊。お前達は全員で何名だ。」
「ハッ!我等”ファラ・サウリン”卿と”ルーハンス”卿の護衛部隊は全員で100名です!」
「わかった。―――全軍に通達!装備を対悪魔用に神聖属性の装備に変更しろ!」
「ハッ!」
リウイの指示にメンフィル兵達は敬礼をした後、それぞれ神聖属性の魔術が込められた武器に装備し直した!
「ば、馬鹿な………メンフィル兵だと!?」
一方ヨアヒムは信じられない表情で叫び
「フッ………我等メンフィル軍は歴戦の戦士達。魔族との戦いの経験も当然ある。よって悪魔如き、メンフィ
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