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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
第109話
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攻撃し

「耐えてみるがいい!枢孔!紅燐剣!!」

悪魔達の上に移動したハイシェラが最高位の剣技を放って、ダメージを受けた悪魔達を滅した!

「我が魔術で滅される事、光栄に思いなさい!アウエラの裁き!!まだですっ!ラグナドリオン!!」

「光よ、邪悪なる者達を滅せよ!贖罪の光霞!!エニグマ駆動!リーンカルナシオン!!」

「純粋なる魔よ、今こそ滅びの鐘を奏でよ!ルン=アウエラ!!まだよ………アヴァロンゲート!!」

そして後方の空中にいるフィニリィとリタ、ルファディエルはそれぞれ魔術やアーツを放って多くの敵達を滅したり大ダメージを与え

「あっははははっ!死ね死ね死ね―――――――――ッ!!」

「くふっ♪エヴリーヌの敵はみ〜んな、殺すっ!ゼロ・アンフィニィ!!」

エルンストとエヴリーヌはSクラフトを放って多くの敵達を滅した!地上と空中、どちらも戦いは激しかったが、襲い掛かって来る敵の数は徐々に減って行った。



「おいおいおいおい………!なんつー、奴等だよ………生身で装甲車を破壊するわ、あの数相手に劣勢どころか優勢になっているとか………つーか、何で”覇王”達がクロスベルにいるんだよ………こりゃあ、オッサンの思惑通りになるどころか、オッサンにとって不味い事が起こるんじゃねえのか?」

ロイド達の戦いの様子を物陰に隠れて見ていたレクターは驚きの表情で呟いた後、疲れた表情で溜息を吐き

「なっ……!?ツ、ツァオ様……これはどう見ても優勢としか思えないのですが………」

同じように戦いを見ていたラウは驚いた後ツァオに話しかけ

「ええ………装甲車を生身で破壊した事も驚きましたが、まさかあの数相手に優勢に戦えるなんて………フウ………どうやら”英雄王”達の力は私達では決して計れない強さのようですね………」

ラウの言葉に頷いたツァオは目を見開いた状態で呟いた後溜息を吐き

「グ、グレイス先輩!一体どうなっているんですか!?何でメンフィル帝国の皇族や武将の人達が特務支援課の人達と一緒になって戦っているんでしょう!?」

「とにかく撮って、撮って、撮りまくりなさい!こんなとんでもないスクープ、一生に一度撮れるかどうかわからないスクープよ!(頑張って、ロイド君達………!」

同じように戦いの様子をカメラで写真を取っていた新聞記者は驚きの表情でグレイスに尋ね、尋ねられたグレイスは真剣な表情で指示をした。

「馬鹿な……ありえん!この数で圧されるだと……!?」

そして同じように戦いを見ていたヨアヒムは残り少なくなって来た悪魔や警備隊員達を見て信じられない表情で叫んだ。

「ガッハハハハハッ!いくら雑魚を集めようと、俺達の前では戦力の無駄な消耗だ!ヴァイス、リウイ!締めは俺達で決めるぜ
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