第74話
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人に攻撃を仕掛ければ、警備隊の中から死者が出る。」
「!?」
「あ………」
「……あなたは……!」
聞き覚えのある男性の声が聞こえ、声を聞いたヨアヒムは驚いて後ろに振り向き、エリィとロイドは声の持ち主―――アリオスを呆けた表情で見つめていた。
アリオスの存在に気づいた警備隊員達はアリオスを無力化する為に次々とアリオスに近づいたが
「八葉一刀流、二の型”疾風”――――」
アリオスの電光石火の攻撃によって次々と無力化され、アリオスは警備隊員達を無力化しながら坂を上った後跳躍してロイド達の前に現れ
「斬!!」
振り向くと同時に凄まじい斬撃波を放ってヨアヒムの周囲にいた警備隊員達をふっ飛ばすと共にヨアヒムに大ダメージを与えて地面に膝をつかせた!
「アリオスさん……!」
「か、風の剣聖……!?」
アリオスの登場にロイドが明るい表情をしている中ヨアヒムは信じられない様子で声を上げた。
「おいおい!すげぇタイミングだな!
「狙ってたみたいです……!」
「フフ……そんなつもりは無かったが。ちなみに、来たのは俺だけではないぞ。」
「え………」
アリオスの言葉にロイドが呆けたその時、警備隊員達を銃撃で戦闘不能に陥らせたセルゲイちダドリーが姿を現した!
「クッ……先を越されたか!」
「フ……さすがに俺もトシだな。」
「課長……!」
「ダドリーさんも……!」
姿を現した二人はIBCに走って向かい、それぞれ左右から地面に膝をついているヨアヒムに銃口をあてた。
「き、貴様ら………」
「ははっ……カッコつけすぎだろ!」
「むう……レンとした事がこんな美味しい場面を取られるなんて。こんな事ならレンも二人と一緒に残った方がよかったかもしれないわね♪」
「レンちゃん、貴女ねぇ………」
「お二人とも……よくご無事で……!」
二人に銃口をあてられたヨアヒムは悔しさと怒りに震え、ランディは笑顔を浮かべ、頬を膨らませた後小悪魔な笑みを浮かべているレンの言葉を聞いたルフィナは脱力し、エリィは明るい表情で二人を見つめた。
「幸い、良いタイミングでアリオスと合流できてな………」
「思わぬ加勢もあったからこうして辿り着けたわけだ。」
「思わぬ加勢?……あ………」
「あれは……!」
ダドリーの答えの意味がわからなかったロイドだったが、IBCへと向かう坂のふもとで待ち構えている人物達を見て呆け、ティオは驚いた。
〜港湾区〜
「……やれやれ。完全に操られてるみたいだね。」
ふもとで待ち構えている人物達――――ヴァルドと共に新手の警備隊員達を待ち
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