第74話
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がったか……」
「あれが戦場の叫び(ウォークライ)………!」
「うふふ、二人を味方にしていて正解だったわ♪」
二人がそれぞれ纏っている黒い闘気を見たエリィとティオは呆け、ランディとルフィナは真剣な表情で二人を見つめ、レンは意味ありげな笑みを浮かべていた。
「そらあぁぁぁぁっ!!」
「はあああぁぁぁっ!!」
そして黒い闘気を纏ったゼノはブレードライフルによる渾身の一撃を叩き込み、ゼノはクラフト―――ダイナマイトスパイクを真正面から叩き込んだ。するとゼノの一撃を受けた装甲車のガトリングガンやミサイルがついている部分が破壊されると共に装甲車は爆発を起こして炎上し、レオニダスの一撃を受けた装甲車は爆発を起こして炎上しながら転倒し、ヨアヒムの背後に控えていた警備隊員達は爆風によってふっ飛ばされた!
「な、な、な……!」
「なあああああああっ!?」
「装甲車を生身で………」
「し、信じられない…………!」
「ま、”西風の旅団”や”赤い星座”の連中は隊長クラスじゃなくてもあんな真似ができる奴なんてゴロゴロいるけどな……」
生身の人間が装甲車を無力化するというありえない出来事にヨアヒムは口をパクパクさせ、ロイドは驚きの表情で声を上げ、ティオは呆け、エリィは信じられない表情をし、ランディは疲れた表情で呟いた。
「レンちゃん、装甲車の消火を手伝って!あのままだと、中にいる人達が焼け死ぬわ!エニグマ駆動―――ハイドロカノン!!」
「は〜い♪ジョーカーお兄さん達もお願いね♪エニグマ並びにアークス駆動―――ダブルハイドロカノン!!」
「かしこまりました。アークス駆動―――ハイドロカノン!!」
「アークス駆動〜〜〜グランシュトローム〜!!」
「アークス駆動―――クリスタルフラッド!!」
一方ルフィナ達はそれぞれ水や氷を発生させるアーツを放って炎上している装甲車の火を鎮火していた。
「クク、もう終いか、小物?」
「俺達”西風”の”力”を軽んじていた事がお前の”敗因”の一つだ。」
ゼノは不敵な笑みを浮かべてヨアヒムを見つめ、レオニダスは静かな表情でヨアヒムを見つめてヨアヒムの”敗北”を宣言した。
「おのれ―――――ッ!そんな事を言っていられるのも今の内だ……!君達が幾ら強くても所詮は”到っていない”人間。”グノーシス”を投与した者達は他にもまだまだたくさんいる!」
敗北宣言をされたヨアヒムは怒りの表情で叫ぶと新たな警備隊員達がヨアヒムの背後に現れた。
「さあ!まずは大口を叩くあの二人をなぶり殺しに――――」
そしてヨアヒムが警備隊員達に指示をしようとしたその時!
「―――そこまでにしてもらおう。それ以上その二
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