第十七話 会談前
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二人だけで交渉が出来るだろうか・・・。
「こちらは特地派遣軍のラインハルト・ハイドリヒ副将」
この男が副将?ではミースト殿は・・・。いやな予感がした。
「そしてこちらがペルシャール・ミースト皇帝」
やはり・・ん?今なんといった・・?ペルシャール・ミースト”皇帝”?
皇帝、だと・・・?
そんな、私は今までロンディバルト国の皇帝に無礼にも平然と話しかけていたのか・・?
私は今までこの男にどう話してきた?敬語を使った?いや、使っていても形だけのもの、高圧的な態度だっただろう。
では皇帝として相応のもてなしをしてきた?いや、もてなすどころか何度無礼を働いた?挙句の果てに全身に傷を負うほどの重傷を負わせている・・。
だめだ、今更頭を下げたところでどうにかなる問題ではない。ではこれからどうなる?帝国は?民は?イタリカは?妾は?
…一体どうなるのだ……?
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