第十五話 大統領救出作戦
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「閣下!連隊長!よかった、ご無事でしたか・・」
入ってきたのはローゼンカヴァリエ連隊の副連隊長であるディートヘルムだった。後ろには見慣れた隊員が幾人も居た。周囲を警戒しつつも、俺たちが無事なことに安堵しているようだ。
「あ、別に彼女たちを拘束する必要はないぞ。彼女たちは帝国側じゃない」
メイドたちを拘束しようとする隊員達を手で制し、銃を下すように言った。隊員達は困惑しつつも武器を納めた。
その後第三偵察隊のメンバーも到着し、なぜか文化交流会が開催されてしまった。
倉田は念願の猫耳娘のペルシアさんに会えて興奮してるし、栗林は先の戦いの事をマミーナさんに賞賛してもらってるし、レレイはアウネラさんの蛇に興味津々。テュカはモームさんに服の事を尋ねられている。メイド長のラムさんはエムロイを崇拝しているようで、ロウリィに笑顔で迫っている。
「なんだか和んじゃってるな」
「急いで脱出する必要はなさそうですな」
「後で第三小隊の奴らもつれてきましょう」
「なぁディートヘルム中佐、偵察用のカメラ持ってないか?」
「持っていますが・・記念撮影でもするんですか?」
「ああ、いい機会だ記録に残しておこう」
俺はみんなに記念撮影することを伝え、なぜか俺のベッドを中心に集まった。
カメラに三脚をつけ、自動撮影モードにして写真を撮った。
取った後は文化交流会が再開された。今度はみんながカメラに興味津々だ。栗林は小型携帯を見せて説明をしている。
いやー実に楽しそうで何よりだ。後でハイドリヒには連絡しておこう。
俺は楽しそうに喋っている皆を頬杖をしながら見回した。
たまにはこういう時間もいいな……
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