第三章:月光校庭のエクスカリバーとトリニティ
ΩV:聖剣と狂信者
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言うらしい。
まさか、堕天使の幹部クラスが関わっているとわね
さらに、エクスカリバー、コカビエル、段々スケールのでかい話になってきたな。
さらには教会だけで解決するから悪魔側は、一切関与するな。か、
愚かだな。たった二人で幹部クラスを相手に出来ると?
部長も同じ事を思ったらしい。
「二人で?無謀ね死ぬつもり?」
「そうよ」
部長の問いにイリナ(と言うらしい)が即答する。
やっぱり、教会、いや宗教は、所詮こんなことをするんだな
前の世界でも一緒のことが起きていたし、
変わらないなどの世界でも宗教とゆう物は
「私もイリナと同意見だがなるだけ死にたくはないな」
「相変わらず、あなた達の信仰は常軌を逸しているわね」
「私達の信仰をバカにしないでちょうだい」
「ああ。教会は堕天使に利用される位なら聖剣を破壊してもかまわないと決定した。
我々は任務のためなら死んでもいいのさ」
やはり、このタイプか、宗教で上のやつは、自分の手を汚さず
部下を使って解決しようとする。
しかも信仰心を利用しての作戦か、
だから宗教は、嫌いなんだ。
「それでは、そろそろお暇させて貰おうかな。行こうイリナ」
「ごめんなさいね。それでは」
二人が出ていこうとすると、その場にいたアーシアを見る。
「…… もしや、魔女アーシア・アルジェントか?まさかこの地で会おうとは」
「貴女が噂の元聖女さん?追放されたと聞いたけどまさか悪魔になってるなんて」
「わ、私は…」
対応に困ってしまったアーシアの反応をみてゼノヴィアが言った。
「悪魔か… 堕ちる所まで堕ちたものだ。まだ神を信じているのか」
「ゼノヴィア。悪魔が我が主を信じてるわけないでしょう?」
「いいや、その子から信仰の香りがする。そういうのに敏感でね」
ゼノヴィアがアーシアを睨む。
それに合わせてイリナがアーシアを見つめる。
「そうなの?」
「……捨てきれないだけです。ずっと信じてきたのですから…」
そこまで言ったアーシアにゼノヴィアは俺をキレさせる言葉を言った。
「なら今すぐ私に斬られるといい。我らの主なら救いの手を差し伸べて下さる筈だ」
おい、コイツ今俺の逆鱗に触れること言ったぞっ!
斬られれば救われる?なんだその腐ったエゴは、
「ふざけんな!! 自分達で勝手に聖女にしておいて、求めていたものと違ったら切り捨てるのか!! そんなの… そんなのってねえよ…」
イッセー…
アーシアを人一倍気にしていたイッセーからしたら当然の言葉だな。
こいつらは、殴らないと気がすまないな
「アーシアの苦しみを誰も理解しようとしなかったくせに!!
何が神だ…
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