第三章:月光校庭のエクスカリバーとトリニティ
ΩU:余韻と復讐
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昔の俺を見ているみたいだった
「僕はね、ここ最近、基本的な事を思い出していたんだよ」
「…… 基本的な事?」
「そう、聖剣エクスカリバーを破壊する。
それが僕の生きる意味であって、復讐を果たすということ」
復讐か
その単語を聞いた瞬間、俺は昔を思い出す
復讐の果てに待っている虚無と、生きることに
興味がなくなる空虚感そしてただのからくりに成り果てる体
出ていこうとしていた木場と目が合った。
「木場ひとつだけ言っておく」
「…… なんだい」
「復讐の果てに待っているのは、限りない虚無だ」
「・・・・・・・・・」
そして木場は出ていった
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