4話 戦う覚悟
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ていた。
「(これが魔女…かわいらしいですね)」
「(感心している場合じゃないよ)」
マミはマスケット銃を召喚させて魔女を撃つ。
魔女は反撃せずにただマミの攻撃を受けている。
「すごい…これが巴先輩の力…」
エミルはマミの攻撃に見惚れているとテネブラエは魔女の動きに疑問を感じる。
「(エミル様。魔女の様子がおかしいです)」
「(おかしい?)」
「(普通なら攻撃の一つぐらいはすると思いますがあの魔女はなにもしてません)」
「(それがどうしたの?)」
「(推測ですがあの魔女は相手を油断させていると感じます)」
「(じゃあ…)」
「(あのマミという魔法少女が返り討ち…最悪死ぬ可能性が…)」
「(そんな!)」
「(エミル様!はやく契約しないと彼女が!)」
「(けど…)」
「(リヒターが言った言葉を思い出してください)」
勇気は夢を叶える魔法
えっ?
昔、頭のネジが緩んだ人間がほざいていた台詞だ。
「(そうだ…僕が今、生きているのは勇気を持って立ち向かったからだ。巴先輩だって勇気を持って魔法少女になったんだ)」
「(エミル様…)」
「(テネブラエ、僕はもう逃げない)」
「(わかりました)」
マミは魔女をバットのフルスイングのように振り、魔女を吹き飛ばす。
「これでとどめ!」
マミはマスケット銃を巨大化されて魔女を狙う。
「ティロ・フィナーレ!」
巨大な砲弾が発射され魔女が撃たれる。
魔女の口からピエロのような芋虫が出て来てマミの目の前に近づいた。
「えっ…」
マミを食べようと口を大きく開いた。
「やらせるかぁぁぁぁぁ!!!」
背後からエミルの声が聞こえ黒い物体が目の前に現れる。
「『砕覇双撃衝』!」
突進して剣を突き、斬りつけたあと衝撃波が放たれ魔女が吹き飛ぶ。
「先輩大丈夫!?」
魔女を吹き飛ばしたのはエミルだった。
「え、えぇ…」
「ここは僕に任せてください」
「でも…」
「大丈夫です。戦いには慣れてます」
魔女は体勢を整えた。
「はやく行って!」
「わかったわ…」
マミはまどか達のところへ行く。
「さあ、次は僕が相手だ」
エミルは剣を構える。
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