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魔法少女まどか☆マギカ ラタトスクの騎士
2話 思い出す記憶
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は尻尾をエミルに近づける。
エミルは恐る恐る触ると電撃が走る。

「うぐぅ…!」

エミルは膝をつく。
テネブラエに触れた瞬間、頭に映像が流れる。






勇気は夢を叶える魔法
頭のネジが緩んだ人間がほざいていた台詞だ







男ならハッキリする!









やはりお前がラタトスクか!

今この瞬間だけエミルの友としてお前を阻止する!







エミル…私、エミルと離れたくないよ…







受け入れてやるよ。お前のなけなしの『勇気』に免じてな

ありがとう。きみが僕で良かった…











エミル…大好き…



僕も大好きだよ…マルタ…








「僕が…ラタトスク?」

「ようやく思い出しましたか…」

エミルはテネブラエを見る。

「テネブラエ…」

「はい、エミル様…テネブラエです」

「なんで…僕にはお父さんがいてお母さんがいて…」

「とりあえず落ち着きましょう。ゆっくり休める場所はありますか?」

「僕の家なら…」

「そこへ行きましょうエミル様」

エミルはテネブラエを連れて一緒に家へ帰る。

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