1話 魔法少女
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を話すとさやかと仁美は大笑いする。
「ひどいよ…こっちは真剣なのに…」
「それ多分、因果関係なんだわ。時空を越えて巡り合った運命の仲間なんだわ。 」
「私、真面目に考えているのに…エミル君は笑わないの?」
まどかはエミルになぜ笑わなかったか聞いた。
「実際に夢で見た人と出会うとかテレビで見たから」
「あれってフィクションでしょ?」
「僕は信じるよ。鹿目さんの夢のことも」
「ありがとうエミル君」
「エミル、転校生のことだけど大丈夫だったの?なんか教室戻って来たけど?」
「うん、気分良くなったって言って一人で教室に戻ったんだ。」
フードコーナーで談笑したあとCDショップに行きCDを選んでいた。
「志筑さん、日本語を覚えるのにオススメのCDはある?」
「これとかどうですか?演歌ですけど日本の用語が多く勉強には最適ですよ?」
エミルは仁美と一緒に日本語の勉強に使えるCDを探していた。
「そうだね。これとこのCDと…」
CDをカゴに入れるとまどかが一人でCDショップを出るのを見た。
「鹿目さん?」
「まどかさんがどうしましたか?」
「一人で外に出たんだ」
「何か用事を思い出したのでしょうか?」
「ちょっと行ってくるよ」
エミルはCDショップを出ようとしたらさやかも一緒に出てきた。
「エミルもしかして」
「美樹さんも鹿目さんが一人で出たから気になって?」
「えぇ、一緒にまどかを追いかけよう」
「うん」
エミルとさやかはまどかを追いかけると立ち入り禁止の扉を開けた。
「あの扉…立ち入り禁止のエリアだよね?」
「業者の人に見つかったらヤバくない?」
「連れ戻そう」
二人は立ち入り禁止エリアの扉を開けた。
まどかを探しに奥に進んでいると怪我した白い生き物を抱いたまどかと拳銃を持ったほむらがいた。
「あの転校生、まどかを殺す気なの!?」
「ど、どうしよう」
さやかは何か使える物がないか探すと消火器を見つける。
「これなら!」
さやかは消火器を持ってほむらに吹きかける。
「まどかこっち!」
「さやかちゃん!エミル君!」
消火器を捨ててまどかと一緒に逃げる。
「まどか、その生き物なに?」
「わからないけど怪我してたから…」
走って逃げていると景色が急に変わった。
周りには下半身が蝶で上半身が毛玉に髭が生えた化け物が囲んでいた。
「な、なにこれ…」
「ハサミ持ってるよ…」
「エミル!あんた男なんだからなんとかしなさいよ!」
「む、無理だよ!」
じりじり詰め寄ってくる。
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