第108話
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ムリア大陸の国家間の力関係を変え、時代を変える!俺とルイーネ、エルミナ、パティ、ヴァイスやアル、エルファティシアに加えてリウイ達―――メンフィル帝国の協力があれば可能だ!それにこのクロスベルはエレボニア、カルバードに宣戦布告する理由は充分にある!戦争を仕掛ける側としてはまさにもってこいの土地だ!」
「ギュランドロス様〜……」
「あらあらまぁまぁ。全てゼロの状態から始めるなんて、初めてだから困っちゃうわ。」
「あはは!さっすがギュランドロス様!いいじゃん!一杯戦えるからあたしは賛成だよ!」
そしてギュランドロスの説明を聞いたエルミナは表情を引き攣らせ、ルイーネは微笑み、パティルナは嬉しそうな表情で頷き
「ちょっと!?何勝手に私やアルまで数に入れているのよ!?」
エルファティシアはギュランドロスを睨んで文句を言い
「……………………」
「め、滅茶苦茶よ………」
「つーかどう考えても、そんなとんでもない事、無理だろ?」
「馬鹿としか言いようがないです……」
ロイドは口をパクパクして絶句し、エリィとランディは疲れた表情で溜息を吐き、ティオは呆れた表情でギュランドロスを見つめて言い
「………だから、何故俺達までお前達に協力せねばならない。……それもクロスベルの市長や議長でもないお前達に力を貸して、俺達メンフィルに何の利がある。」
リウイは呆れた表情で溜息を吐いて指摘した。
「ククク………市長?議長?そんなもんは俺達がクロスベルを支配して俺とヴァイスが王になれば、意味がなくなるもの。それにお前達メンフィルとて自国の領が増えるから、利になるだろう?クロスベルはエレボニアとカルバードから解放されて豊かになり、お前達メンフィルは俺達と共に両国と戦う事で多くの領を手に入れられる。ガッハハハハハッ!互いが得できるって訳よ!」
「ほう、”王”が2人の制度とは前代未聞だな。」
「……………暴論としか言いようがないな。確かに俺達メンフィルが力を貸せば、エレボニア、カルバードの両国を降す事等容易い事だが………何の身分もないお前達に変えられるのか、クロスベルを。」
不敵な笑みを浮かべて語るギュランドロスの話を聞いたヴァイスは意外そうな表情をし、リウイは溜息を吐いた後、目を細めてギュランドロスを見つめて尋ね
「おうよっ!俺達”六銃士”が揃えば不可能はない!!それにヴァイスから”影の国”とかいう場所で出会ったお前の話を聞いて俺は感じた…………俺とお前は”友”になれるのだとな!」
尋ねられたギュランドロスは力強く頷いた後、リウイを見つめて言った。
「………………………………」
ギュランドロスの言葉を聞いたリウイは目を丸くして呆け
「…………半魔人である俺に
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