第107話
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ートの中に入りなさい!私とアルのとっておきでゲートを閉じる時間を稼いであげるわ!」
「何をするかわかりませんが………ここは2人を信じます!」
「前衛は後衛の者達の所まで下がれ!」
そしてアルとエルファティシアの言葉を聞いたロイドは頷き、ヴァイスは仲間達に指示をし、ロイド達全員はゲートの内側まで後退した。すると再び多くの警備隊員や悪魔達が近づいてきた。
「「聖と魔の力よ………今ここに交われ!聖魔の光柱!!」」
するとその時、エルファティシアとアルは2人で同時に詠唱をして協力魔術を放った。すると空より無数の光と闇の柱が雨のように降り注ぎ続けて悪魔達を滅し、近づいてきた警備隊員達を次々と一撃で戦闘不能にして、地面に倒れさせた!
「す、凄い………」
それを見たエリィは驚いた。するとゲートは閉じられた!
「よし!」
「なんとか耐えきりましたね……」
「ああ。これで空からの強襲にさえ気をつけるだけになるから、ちょっとは休憩できるだろう。」
閉じられたゲートを見たロイドは明るい表情をし、ティオは安堵の溜息を吐き、ランディは口元に笑みを浮かべて頷いた。そして少しの間、時間が経つと
「!伏せなさい!!」
何かを見つけたルファディエルがロイド達に警告し
「!!」
警告を聞いたロイド達は反射的に地面に伏せた。するとロイド達の目の前で大爆発が起こった!
「きゃあっ!?」
「なっ………一体何が………」
大爆発にエリィは驚き、ロイドは表情を歪めて目の前を見つめた。すると爆発による煙が晴れると、そこにはゲートがあった場所は無残にも破壊されていた。
「そんな………ゲートが……」
「チッ、ミサイルでも使いやがったのか!?」
破壊されたゲートを見たティオは信じられない表情をし、ランディは表情を歪めた。するとその時、警備隊の新型装甲車両が2台現れた!
「警備隊の新型装甲車………!」
「クソッ、あんなもんまで持ち出しやがったのか!!」
「そんな…………装甲車とどうやって戦えば………」
装甲車を見たロイドは驚き、ランディは舌打ちをし、エリィは絶望した表情になった。するとその時
「フフ……なかなか頑張ったようだが、もうこれでおしまいだよ。」
装甲車の背後からなんと不気味な笑みを浮かべているミレイユが多くの警備隊員達と共に現れた!
「なっ!?」
「ん?あの女は……」
「ミレイユ!?なんでお前が―――」
ミレイユを見たロイドは驚き、空から見下ろしていたエルンストは首を傾げ、ランディは信じられない表情で叫んだ。
「ああ、ランディ君。勘違いしないで欲しいな。”僕”は君の元同僚ではない。彼女の身体を借りてこうして話しかけて
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