第106話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
後、ギュランドロス達を見つめた。
「まあ、ギュランドロス様だからね〜。うっかりどこに繋がっているかわからない転移門に入ってこの時代に来ちゃったんだ♪」
「ハアッ!?非常識にも程があるでしょう!非常識な男とはわかっていたけど、時を超えるなんていくらなんでも非常識すぎでしょう!」
ギュランドロス達の代わりに嬉しそうな表情で説明したパティルナの話を聞いたエルファティシアは驚きの表情で叫んだ。
「フフ、でもそのお蔭で貴女もエルちゃんと一緒で、愛しのヴァイスさん達に会えるじゃない♪」
「ルイーネ様!!」
「え……………」
そして微笑みながら言ったルイーネの言葉を聞いたエルミナは顔を真っ赤にしてルイーネを睨み、エルファティシアが呆けたその時!
「……セリカから聞いて久しぶりの戦友達に会えるとは思っていたが、まさか貴女とも再び会えるとはな………今度こそ、自分を犠牲にするような真似はさせないぞ。………エルファティシア。」
「エルファティシア……………!」
金髪の青年がギュランドロス達の背後から現れて微笑みながらエルファティシアを見つめ、銀髪のルーンエルフの女性が嬉しそうな表情でエルファティシアを見つめた。
「え………君は………!」
「どうしてこの時代に…………!」
「なっ………!?ヴァ、ヴァイスさん………!?」
金髪の青年を見たウィルとセラウィ、ティオは信じられない表情をし
「あ、ああ…………!」
エルファティシアは涙を流しながら身体を震わせて金髪の青年――――ヴァイスハイト・ツェリンダーとルーンエルフの女性を見つめた後
「アル!!ヴァイスハイト!!」
ヴァイスハイト―――ヴァイスとルーンエルフの女性―――アルの間に飛び込み、2人はエルファティシアを受け止めた。
「信じられない………!話には聞いていたけど………また貴女達と会えるなんて……!奇跡みたい…………!」
「フフ、それは私達の台詞ですよ。ようやく会えましたね、エルファティシア……!」
「ああ………エルファティシアも生まれ変わったのか?」
嬉しそうな表情で涙を流しているエルファティシアにアルは微笑み、ヴァイスは口元に笑みを浮かべて尋ねた。
「いいえ………気付いたらこの時代とこの世界にいたのよ………」
「フッ、ギュランドロス達のようにエルファティシアも何らかの理由で時を超えたのか………だが、そんな些細な事はどうでもいいな………今、貴女が俺達の前にこうして生きている……それだけで十分だ。今度こそは俺達と共に生きてもらうぞ………エルファティシア。」
そしてエルファティシアの答えを聞いたヴァイスは苦笑した後、エルファティシアに微笑み
「フフ、本当にもう……生まれ変
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ