第106話
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜夜・IBC〜
「貴方達は……!」
青年達を見たロイドは驚き
「セリカさん……!それにレシェンテさんとハイシェラさんまで………!」
ティオは明るい表情をした。
「やあ、セリカ。そっちも警備隊員や悪魔達を追って来たのかい?」
青年―――”世界の禁忌”としてディル=リフィーナ中に恐れられている”神殺し”セリカ・シルフィルにウィルは話しかけ
「ああ。何かあると思って追って来たてみたが……どうやら追って来て正解だったようだな。」
「ククク……久しいだの、ティオよ。」
「ここからはわらわ達も加勢してやろう!」
話しかけられたセリカは頷き、蒼髪の女性―――セリカの愛剣にして永遠の好敵手、”地の魔神”ハイシェラは口元に笑みを浮かべてティオを見つめ、赤い髪の少女―――セリカの”使徒”の一人、レシェンテは胸を張ってロイド達に言った。
「あ、ありがとうございます………!」
「セリカさん達がいれば、怖い物なしですね……!」
セリカ達の話を聞いたエリィとティオは明るい表情をした。
「クク………言い忘れていたが我等だけではないぞ?」
「え……」
その時ハイシェラは不敵な笑みを浮かべてロイド達に言い、ハイシェラの言葉を聞いたロイドは呆けた。するとその時
「ガッハハハハハッ!先を越されちまったか!さすがは”神殺し”だっ!!」
外套が付いた赤い鎧を纏う大男が女性達と共にロイド達に走って近づいてきた。
「あら、貴女は……」
そしてエルファティシアに気付いた蒼髪の女性は意外そうな表情をし
「”エレン・ダ・メイル”の王、エルファティシア・ノウゲート!!何故、貴女がこの時代に……!いえ、それ以前に何故生きているのですか!?確か貴女はアルを転生させるためにその身を犠牲にしたと聞いていたのに……!」
金髪の女性は驚きの表情で叫び
「なっ……!何で貴方達がこの時代にいるのよッ!?ユン・ガソルの王―――ギュランドロス・ヴァスガンに”三銃士”―――ルイーネ・サーキュリー、エルミナ・エクス、パティルナ・シンク!」
エルファティシアは信じられない表情で大男―――ギュランドロス・ヴァスガンや、大男の傍に居る蒼髪の女性―――ルイーネ・サーキュリー、金髪の女性―――エルミナ・エクス、紫髪の娘―――パティルナ・シンクを見つめた。
「へ…………」
「エルファティシアちゃんの知り合いなのか!?」
エルファティシア達の会話を聞いたロイドは驚き、ランディは驚きの表情で尋ね
「え、ええ………私がいた時代でヴァイスハイト達と共に戦った仲間なんだけど……何故、”人間”の彼らがこの時代に………」
尋ねられたエルファティシアは戸惑った様子で答えた
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ