第104話
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ケー』に装備し直した。
「ティオの分も創ってあげたかったんだけど、生憎ティオが今持っている”ケイオスハート”を超える魔導杖を創れる材料がなくてね。ティオの分は創れなくて、すまない。」
「いえ……というか”ケイオスハート”は他の魔導杖とは比べものにならないくらいの出鱈目な威力がある上、広範囲を攻撃できますから、これ以上の物はさすがにいいですよ。」
ウィルの話を聞いたティオは苦笑しながら答えたが
「その代わり、退魔用の魔法弾を放つデータは創っておいたから、ケイオスハートを貸してくれ。すぐにアップデートする。」
「え………は、はい。」
ウィルに言われて、ティオはケイオスハートを渡し、渡されたケイオスハートをウィルは少しの間いじった後、ティオに返した。
「はい。これで退魔の力が込められた光の魔法弾―――『ホーリーバースト』が撃てるよ。」
「………ありがとうございます。」
ウィルの説明を聞いたティオは静かな笑みを浮かべてお礼を言った。
「あの〜………ちなみに俺の分は?」
そこにランディが期待が籠った表情でウィルに尋ね
「勿論あるよ。はい。」
尋ねられたウィルは背負っていた巨大な”何か”から布を取り払って、ランディに渡した。
「!こいつは………!」
「ライフル………!?いや、でも………」
「普通のライフルじゃないわよね……?普通のライフルよりかなり大きいし、銃口の部分に刃までついているし……」
手渡された武器――――ブレードライフルを見たランディは驚き、ロイドは驚いた後戸惑い、エリィは不思議そうな表情で武器を見つめていた。
「………何で俺がコイツを使っていたって事を知っていたんスか?」
「………リウイからもらった情報で君の事は知っていたよ。だからスタンハルバードより本来の得物の方がいいと思って創ったんだけど……もしかして必要なかったかな?」
「いや………助かったッスよ。ちなみにコイツの名は何て言うんスか?」
ウィルに尋ねられたランディは静かな笑みを浮かべた後スタンハルバードからブレードライフルに装備し直して尋ね
「武器の名は”バルディッシュ”。ちなみに弾丸は火薬式の弾丸ではなく、退魔用に改造しておいた光の魔力弾だから、弾切れの心配はいらないよ。もちろん刃の部分も退魔の効果を付与してあるから、悪魔達に効果はあるよ。」
「そッスか………ありがたく使わせてもらいます。」
ウィルの説明を聞いて頷いた。
「!第三波、来ます!」
その時、再び走って近づいて来る警備隊員達に気付いたティオは警告し、警告を聞いたロイド達がそれぞれの武器を構えたその時!
「さあ……始めるとするか………うおおおおおおおおおおっ!!」
ランディ
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