第104話
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かべて自分達の名を名乗った。
「は、初めまして!特務支援課のリーダーをしているロイド・バニングスといいます!それでどうして皆さんがセティ達と一緒にこの場に……」
ウィル達が名乗り終えるとロイドは姿勢を正して自己紹介をした後、驚きの表情で尋ねた。
「私達は最初、歓楽街で現れた悪魔や襲い掛かって来た警備隊員達と戦っていたのですが………」
「戦っていた悪魔や警備隊員達が次々とここに向かい始めてね。何かあると思って、ここに来たって訳。」
「それで父さん達にも手伝ってもらうよう、お願いして一緒に来てもらったんだ!」
「へっ!?じゃ、じゃあまさか………!」
「もしかして一緒に戦ってくれるんですか………!?」
セティ、エルファティシア、シャマーラの説明を聞いたロイドは驚き、ティオは明るい表情で尋ねた。
「ああ。それと空を飛んで移動していたメロディアーナ達の話では行政区でリウイ達がマクダエル市長達を守りながら戦っていたから、リウイ達も戦闘を終わらせ次第、来ると思うよ。エニグマの通信機能はなぜか使えなかったから、緊急用の魔導技術を使った通信機で彼らに状況を伝えておいたから。」
「マジッスか!?」
「じゃあ、リウイお義兄様達も戦闘を終わらせれば来るんですね………!おじいさまも無事でよかった………!」
そしてウィルの答えを聞いたランディは明るい表情になり、エリィも明るい表情をした後安堵の溜息を吐いた。
「さてと。敵が来ない内に、創り終えたこれらも渡しておくよ。はい。」
話し終えたウィルはロイドに真新しいトンファーを、エリィに銃を渡した。
「これは一体………」
「まさか………ウィル様が創った武器なのですか……!?」
渡された武器を見たロイドは驚き、エリィは驚きの表情で尋ねた。
「そうだよ。娘達がいつもお世話になっている恩返しにね。事情はある程度わかっているセティ達から聞いたよ。時間や材料があまりなかったからそんなに良い物は創れなかったけど………威力は普通の武器よりは結構強力だし、それらの武器には退魔の効果も付与しているから、悪魔達に対してかなり効果があるから、今後の戦いで役立てると思う。―――ちなみにトンファーの名は”セイクリッドドライバー”。銃の名は”聖銃アルケー”さ。」
「あ、ありがとうございます………!ご好意に甘えさせて使わさせていただきます………!」
「応援に来てくださった事といい、本当にありがとうございます………!」
ウィルの説明を聞いたロイドはお礼を言った後ウィルが創った退魔の効果が秘められるトンファー――――『セイクリッドドライバー』に装備し直し、エリィは明るい表情でお礼を言った後ウィルが創った”権天使”の力が宿った銃―――『聖銃アル
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