第103話
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とも。ココアでも淹れてあげますわ。暖かくしてお休みなさい。」
「え、え……」
「………………………」
そして戸惑うキーアと黙り込んでいるシズクはマリアベルに押されるかのように、マリアベルの私室に入り、ロイド達はエレベーターに乗って降りはじめた。
「………………」
「絶対に……守らないとね!」
「……はい……!」
エレベーターが下に向かっている間ロイドは静かな笑みを浮かべて黙り込み、エリィの言葉にティオは力強く頷いた。
「一応言っておくが……クロスベル警備隊は精鋭だ。操られているとはいえ、薬の影響も馬鹿にはならねぇ。しかも悪魔共も来る可能性がある。多分、今までで一番、厳しい戦いが待ってるはずだ。」
「ああ……わかってる。俺達のチームワークが試されるってことだな。―――みんな、それぞれ契約している人達を呼んでくれ。戦力の出し惜しみをする必要はない。―――ルファ姉、ギレゼル!!」
ランディの警告に頷いたロイドはエリィ達に指示をした後ルファディエルとギレゼルを召喚し
「ええ。―――お願い、メヒーシャ!」
続くようにエリィはメヒーシャを召喚し
「来てください。―――ラグタス、ラテンニール!!」
ティオはラグタスとラテンニールを召喚し
「位相空間にアクセス………”ケイオスハート”召喚……!」
さらにテスト用に普段使っている魔導杖とは比べものにならないくらいの威力を持つ”最強”の魔導杖―――”魔杖ケイオスハート”を召喚して、普段使っている魔導杖を仕舞った後装備し
「来い―――エルンスト!」
ランディはエルンストを召喚した!
「ルファ姉、ギレゼル、メヒーシャ、ラグタス、エルンストは主に悪魔達の相手を頼む。特に空からの侵入は絶対に阻止してくれ!」
「わかったわ。」
「おう!」
「ああ!」
「うむ!」
「ククク………面白くなってきたじゃないか!!」
ロイドの指示にルファディエル達は頷き、エルンストは好戦的な笑みを浮かべた。
「ティオ………ラテンニールの”魔神”としての力……頼りにさせてもらってもいいか?」
ルファディエル達に指示をし終えたロイドはティオに視線を向け尋ね
「わかりました。――――ラテンニール。貴女は私達と共に警備隊と戦って下さい。………ただし、絶対に殺さないように。」
尋ねられたティオは頷いた後、ラテンニールに指示をし
「オう!」
指示をされたラテンニールは意気揚々と頷いた。
「――まずは導力爆弾の撤去。そのままゲート前で隊員や悪魔達の突入を阻止する。女神達の加護を!くれぐれも気を付けてくれ!」
「おおっ!」
「ええ!」
「はい………!」
そ
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