ウルトラマンダイナ
守るべきもの
守るべきもの-2
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真姫「はぁ……」
家の近くにある土手に座り、溜め息をはく真姫の姿があった
ダイナ『正体を知られるのは怖いのか?』
真姫『うん…正体を知られて…皆が離れていくと思うとすごく怖い……』
ダイナ『分からなくは、ないかな』
真姫『えっ?』
弓村「真姫ちゃん」
真姫「!?」
真姫とダイナが話していると後ろから弓村が声をかけてきた
弓村「隣、座るね」
真姫「どうして分かったの?私がここにいるって」
弓村「分かるよ、小さい頃から自分の気に入らないことがあって、どうしようも出来ないときは決まってこの土手にくるんだもん」
真姫「……」
真姫は恥ずかしくなりうつ向く
弓村「私が防衛チームに行くの嫌?」
真姫「………危険な目にあってほしくない」
弓村「私も同じ気持ちだよ」
真姫「え?」
真姫は弓村の方を向く
弓村「真姫ちゃんや真姫ちゃんのお友達、それに沢山の人達が安心して暮らせるように、誰か戦わなきゃいけない…私はその誰かになれて嬉しい」
真姫「うん…」
弓村「真姫ちゃんはさっきウルトラマンに任せればいいって言ったけど、ウルトラマンだって一人で戦ってたらきっといつか倒れてしまう…だから私 はそうなったときウルトラマンを支えたい」
真姫「!!」
弓村「だから私は戦いに行くの」
真姫「……そっか…分かった、私はもう止めない」
弓村「ふふ、ありがとう真姫ちゃん」
真姫「弓村さん…」
弓村「じゃ帰ろっか、まだ7時前と言ってもその格好で外出歩くのは恥ずかしいでしょ?」
真姫「え?」
真姫は自分の姿を確認する
真姫「ヴェエ!?」
寝巻きだった
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