第1話 ルビィの初恋
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そう千歌は唐揚げを食べながら言った。
ルビィはそれを見て少し食べたそうにしていた。
「ルビィちゃん私の分けようか?」
そう言ったのはルビィの親友の国木田花丸[くにきだ はなまる]だった。
「いいよ!」
そうルビィはひもじそうな顔で言った。
「無理はよくないわよ」
そう言ったのは同い年の津島善子[つしま よしこ]だった。
ばぁん
いきなりドアが開き二人の女子が息を荒くして屋上に来た。
「どうしたの?二人とも?」
そう千歌は二人に聞いた。
「今そこで派手なコートを着た男の人が歩いてたの!」
そう言ったのは幼馴染みの渡辺曜[わたなべ よう]だった。
「へぇ〜新しい先生かな?」
そう千歌はのんきに言った。
「いや、それがルビィちゃんを探してたのよ」
そう千歌のクラスメイトの桜内梨子[さくらうち りこ]はルビィに言った。
「えっ?」
そうルビィは少しビビっていた。
「どんな感じの人づら?」
そう花丸は梨子に聞いた。
「えっと、黒いコートにスタイルが良くて完全俺様って感じな人で片手に錠前を指で回してたわね」
そう梨子は覚えてる内容を全て言った。
「あっ!それって」
ルビィが何かを言おうとした。
ギィィ
屋上のドアが開きそこから戒斗が入って来た。
「やっと見つけた」
そう言って戒斗はルビィに近づいた。
「ルビィちゃん!私の後ろに隠れるづら!」
そう花丸はルビィを後ろに隠した。
「あの、花丸ちゃん違うのこの人は駆紋戒斗さんって言ってルビィの家の執事さんなの!」
そうルビィは戒斗の紹介をした。
「えっ!執事?」
そう千歌は驚いていた。
「ルビィ、忘れ物だ!」
そう言って戒斗はルビィに弁当を渡した。
「あっ!ありがとうございます!」
そうルビィは頭を下げた。
「忘れるなよ」
そう言って戒斗はロックビークルを取り出した。
それはダンデライナーのロックビークルだった。
ダンデライナーを出現して戒斗はそれに乗り教師にバレないうちに逃げようとした。
「あの、戒斗さん!本当にありがとうございます!」
そうルビィは頭を下げた。
戒斗は何も言わずに飛んで行った。
戒斗が去り5人のルビィの友達はぽかーんと口を開いていた。
「どうしたの?みんな?」
そうルビィは5人に聞いた。
「ルビィちゃん!今の人本当に何者?」
そう千歌はルビィの肩を掴んで聞いた。
「えっ!」
このあとルビィは全員から戒斗の事を話すはめになった。
続く
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